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グラボ性能指標のひとつ「ストリーミングプロセッサー」とは何か

   

グラボはメモリ量や動作クロックが注目されがちですが、その実態は「ストリーミングプロセッサー」の集合体です。

みなさん、ストリーミングプロセッサーって聞いたことがありますか?メーカーによって呼び方が違うので、聞いたことがない方も多そうですね。

今回はグラボの重要パーツ「ストリーミングプロセッサー」について解説します。

ストリーミングプロセッサーとは?

ストリーミングプロセッサーとは、簡単に言えば「グラボの基本的な処理を行う演算装置(コア)」のことです。

実はストリーミングプロセッサーという表記はAMD特有のもので、Nvidiaは「CUDAコア(単にCUDAとも)」と記載されていることがほとんど。

ちなみにAMDの場合、ストリーミングプロセッサー(Streaming Processor)、もしくはシェーダープロセッサー(Shader Processor)と呼ぶので、略称はどちらも「SP」ですね。

このコアの数が多いほど性能が高いと推測できるわけです。ちょっとわかりにくいかもしれませんが、Nvidiaなら「CUDA」、AMDなら「SP」の数を必ずチェックしておきたいところ。

SMやCUとの関係性は?

次にグラボのスペックでよく見かける「SM」や「CU」について解説していきます。

結論から言うと、SMやCUというのは「コアの小さな集合体」です。前述のコアは1つ1つバラバラに動いているわけではなく、いくつかの集合体でまとまって動作します。

この集合体を構成するコアの数は決まっており、Nvidiaは128、AMDは64です。つまりNvidiaのグラボは128のCUDAでSM1個を構成、AMDは64個のSPでCU1個を構成、ということになります。

厳密にいえばSMやCUはコアだけで構成されているわけではないのですが、性能を推測するための情報としてはこの理解で問題ありません。

今回は、実際にAMD製のミドルレンジグラボであるRX6600XTのスペックを見ていきましょう。

RX6600XTのスペック

  • 周波数:2359 MHz
  • 演算ユニット:32
  • ストリーミングプロセッサー:2048
  • 最大メモリーサイズ:8 GB
  • AMD Infinity Cache Technology:32 MB

演算ユニットが前述の「CU」ですね。CUはコアが集合している小さなGPUのような存在で、CU単位で処理を行います。

AMDは64個のストリーミングプロセッサーで1個のCU(演算ユニット)です。ざっと計算してみると、

2048(ストリーミングプロセッサーの数)÷64(CU1個のストリーミングプロセッサー数)=32個(CUの数)

となっていることがわかりますね。

このように、演算ユニット(SMやCU)はCUDAコアやストリーミングプロセッサー、シェーダープロセッサーの集合体で、128や64で割り切れるようになっています。

RTコアやAIコアの数も重要

今まではグラボといえばSMやCU、CUDAやSPの数が重要だったのですが、近年はレイトレーシングやAI関連機能のために独立したコアが設置されるようになりました。

なので、こうした機能を活用するならばRTコアやAIコアの数もチェックしておきましょう。簡単に言えば、演算ユニット数とRTコア、AIコアの3種類がチェックポイントです。

Nvidia、AMDともに最新世代のグラボならばほぼこの3種のコアが搭載されています。ぜひ参考にしてみてください。

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