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人気沸騰!サウンドバーの選び方

   

2020年ころから徐々に人気が出始め、PC周辺機器の中でも注目株と言えるのが「サウンドバー」です。

「普通のUSBスピーカーでいいじゃん…」と思っていた私も、一度サウンドバーを使ってみるとすっかり虜になりました。

そこで、ゲーミングPCに合うサウンドバーの選び方を紹介したいと思います。

ゲーミングPCとテレビ用は似て非なるもの

サウンドバーはPC用とテレビ用があり、形状はほぼ一緒ですが中身は微妙に違います。

例えばテレビ用は、以下のような感じです。

  • HDMI接続が前提
  • Bluetoothや無線LAN(Wifiスピーカー連携)など多機能
  • 重低音を強調するタイプが多い

これに対してPC用は、

  • PCモニターとの接続が前提
  • HDMI接続ならIN/OUTの2端子を持つことが前提
  • 多機能よりもシンプル、コンパクト
  • 重低音を強調するよりも、全音域のバランスが重要

といったイメージでしょうか。また、サイズもPC用のほうがやや短く、PCデスクにおさまるように作られています。

さらに価格も、テレビ要は2~20万と幅広いものの、PC用は1~2万円が主流。テレビ用に比べるとかなりリーズナブルですね。

PC用サウンドバーを選ぶときのポイント

では、早速ゲーミングPC用サウンドバーを選ぶときのポイントを紹介します。なお、あくまでも私の個人的な意見ですので、参考情報として扱うことをおすすめします。

「ゲームモード」があること

サウンドバーにはあらかじめ音の組み合わせがプリセットされた「モード」を備えているものがあります。

例えば「映画」「テレビ」などですね。このモードに「ゲーム」があるタイプですと、ゲームサウンドが非常にくっきりと臨場感を持って聴こえるようになります。

2万円未満で買えるサウンドバーなので過度な期待は禁物ですが、やはり映画・テレビとゲームサウンドは聴かせ方が違うのだな…と感じますね。FPSで言うと、銃声や足音などが非常にリアルになりました。

光デジタル入力があること

高価なマザーボードやサウンドボードには「光デジタル出力」が備わっています。この光デジタル出力は、アナログ出力のようにノイズが乗らないため、高音質になるという特徴を持っています。

アナログ出力の場合、PC内部のパーツから放出されるノイズの影響を受けて、音質が低下しがちですからね。光デジタル入力に対応なサウンドバーは、ゲーミングPCとの相性ばっちりなのです。

リモコンがあること

「PCなのだから、手を伸ばせばすぐ届くし、リモコンなんかいらないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、個人的には絶対にあったほうが良いと思いますね。よく考えてみてください。サウンドバーの設置場所は、大体「モニターの下」です。

音量の調節やモード切り替えの際、毎回モニターの下に手を伸ばすのは億劫ですよね。モニターに手があたって高さがずれたりしますし。せっかくのセッティングが無駄になります。

一方、リモコンがあればこうした煩わしさがなくなるわけです。ただし、2022年時点で発売されているPC向けサウンドバーは、ほとんどリモコン付属なので、あまり心配する必要はなさそうです。

音はメーカーごとの「味付け」で決まる

正直なところ、絶対的な音質という意味では、2万円未満クラスのどのサウンドバーを買っても大きな差は体感できません。

しかし、メーカーごとの「チューニング」には差が出ます。音楽をじっくり楽しむならヤマハ、映画などエンタメ系ならBOSEやJBLといった具合に、ジャンルによって得意不得意があります。

このあたりは聴き比べるしかないのですが、コロナもありますしなかなか店頭に行くことができない人も多いですよね。

あくまでも個人的な好みですが、音質に癖がないヤマハやPCモニターとの接続性に優れるパナソニック製のサウンドバーなら、初心者でも安心かもしれません。

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