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全部言える?「Windows11」のエディションと特徴

   

Windows 11に乗り換えるとき、実は複数の「エディション」が存在することをご存知でしょうか?同じWindows 11でも、エディションによって機能や対象ユーザーが大きく異なります。

この記事では、Windows 11の全エディションを網羅的に紹介し、それぞれの特徴や「Home」との違いを整理します。さらに、PCゲーマーにおすすめのエディションについても解説します。

Windows 11の全エディションの特徴

では早速Windows 11のエディションについて見ていきましょう。一般的には「home」と「Pro」だけが知られていますが、実はこれ以外にも複数のエディションが存在しています。

Windows 11 Home

一般的な家庭用PCに標準搭載されている基本エディションです。日常的なネット利用、動画視聴、Office作業などには十分な機能を備えています。

●主な特徴
・一般家庭向け
・BitLockerやグループポリシー管理などの上級機能は非対応
・初期設定にMicrosoftアカウント必須(ローカルアカウントは不可)

セキュリティ管理や仮想化などを使わないライトユーザーには十分な内容です。

Windows 11 Pro

Homeの上位版にあたり、セキュリティや管理機能が強化されています。ビジネス用途やテクニカルユーザーに適しています。

●主な特徴
・BitLockerによるドライブ暗号化
・リモートデスクトップのホスト機能に対応
・Hyper-Vによる仮想化機能を利用可能
・グループポリシーエディターが使える

PCゲーマーや配信者、開発者など、自由度の高い環境構築を望む人におすすめです。

Windows 11 Pro for Workstations

Proのさらに上位に位置づけられる、ハイエンドPCやワークステーション向けのエディションです。

●主な特徴
・最大4CPUソケット/6TB RAM対応
・高速ファイルシステム「ReFS」対応
・「SMB Direct」による高速ネットワーク共有

動画編集や3DCGなど、ハードな処理が求められる業務用PCに最適です。一般用途にはオーバースペック…というか使わない機能が多いですね。

Windows 11 Enterprise

大規模な企業や団体での一括管理を前提に設計されたエディションです。

●主な特徴
・AppLockerやCredential Guardによる高度なセキュリティ
・長期サービスチャネル(LTSC)によるOSの安定運用
・デバイスとユーザーを統合管理できる機能が豊富

個人での入手は難しく、基本的に企業向けのボリュームライセンスで提供されます。組織ユーザー向けなので、個人で使ってもあまり恩恵を感じないかもしれません。

Windows 11 Education

Enterprise相当の機能を、教育機関向けにライセンス提供するバージョンです。

●主な特徴
・Enterpriseと同等の機能
・学生や教員向けに低価格・または無償提供
・IT管理者による制御に適した構成

個人購入はできませんが、学校単位で導入されている場合は恩恵を受けられます。何よりも学割が効くので安いですよね。

Windows 11 SE

教育現場(主に小中学校)での利用に特化した軽量版エディションです。

●主な特徴
・Microsoft Store制限、Webアプリ中心の運用
・OneDriveやEdge、OfficeなどMicrosoft製品に最適化
・クラウドベースの集中管理が前提

個人向けでは販売されておらず、教育機関と連携するメーカー製ノートPC(例:Surface Laptop SE)に搭載されます。

PCゲーマーが選ぶべきエディションは?

PCゲーマーがWindows 11を選ぶなら、圧倒的におすすめなのは「Windows 11 Pro」です。

その理由は以下のとおりです。

・リモートデスクトップホスト機能が使える(配信やリモート操作に便利)
・仮想化(Hyper-V)やグループポリシーで、カスタム性が高い
・ゲーム配信・録画・MOD環境の構築など、上級ユーザー向けの機能が一通り使える
・セキュリティも強化されており、ゲーム専用PCとしての管理もしやすい

価格差はあるものの、ゲーム以外の用途にも拡張できる点で、長期的にコストパフォーマンスが高い選択といえます。

homeでもいいのですが、価格差から言ってProのほうがコスパは良いと思いますね。

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