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大手電機メーカー製PCを購入して良かったことは?
BTOパソコンを購入すると「国内の大手電機メーカーのPCにはメリットがあるのか?」という疑問が沸きますよね。
価格は高い、性能は微妙、不要なソフトがてんこ盛りなど、電機メーカーが作るPCはどうしてもニーズに合っているように思えません。
しかし、中には「購入してよかった」と感じる方もいるようです。そこで、大手電機メーカー製PCを購入して良かったと思えるケースをまとめてみました。
デザインが良い
私の周囲の話を総合すると、最も多かったのが「デザインが良い」という外観に対する満足度の高さですね。
確かに電機メーカーの作るPCは、見た目が非常にスタイリッシュで洗練されたものが多いです。
例えばPanasonicのレッツノートは、軽量でありながら見た目のシンプルさがウケて大人気シリーズとなりましたよね。
また、Lenovoも旧IBM時代からビジネスライクなブラックの筐体が目を引きました。こう考えてみると、電機メーカーのPCは見た目が非常に研究されていて、単なる道具ではなく「所有欲を満足させるアイテム」として成立しています。
PCは常に身近にあるものですから、見た目にこだわる人は電機メーカー製を購入すると満足度が高いのかもしれません。
独自性がニーズに合っている
スティック型PCや一体型など、通常のPCとは異なるパーツやプラットフォームを使った独自性の高いPCも電機メーカーが強いですね。
一体型PCは電機メーカーが主導で普及が進みましたし、スティックPCも同じようなものです。電機メーカーのPCはもともと独自のプラットフォームを使っているので、こうした「変わり種」に強いのかもしれません。
「PCは必要だけど場所は取りたくない」「ケーブルや配線があるのはどうしても嫌だ」という方であれば、電機メーカー製のPCが向いていると言えそうです。
高コストな独自機能に満足した
電機メーカー製のPCには、BTOパソコンにはない「コスパは悪いが優秀」な機能が搭載されていることがあります。
例えばVAIOの「DSD Direct Player」はその代表格でしょうね。DSD(Direct Stream Digital)はCDの64倍という高サンプリングデータが特徴ですが、DSD音源を聴くためには変換作業が必要です。
しかしDSD Direct Playerであれば、DSDへの変換と同時進行で音楽を聴くことができます。また、Panasonicのタフブックは屋外使用を想定しており、非常に堅牢で強固な造りが魅力です。
タフブックのような造りのPCはBTOでは見かけませんし、コスパ的にもあまりよくありませんから、こちらも独自機能と言って良いでしょうね。
このようにある一点のみにコストをかけて特化したPCは、狭いながらも強烈なニーズに対応できます。
価格さえ妥協できれば1台あってもよいかも?
このように電機メーカーのPCは、BTOパソコンや自作PCでは生み出すことのできない独自性が魅力です。
BTOパソコンは汎用パーツを組み合わせる楽しみがありますが、電機メーカー製PCは「いかに自分のニーズに刺さるか」を見つける楽しみがありますね。
以前は「高くて低性能」の代名詞な時代もありましたが、最近は少し改善されているように感じます。ゲーミング用途となればさすがにコスパは悪いのですが、サブマシンや外出用としてならば十分に実用的と言えるでしょう。