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パソコンにサウンドカードって必要?
パソコンを自作するとき、CPUは3.8GHzの4コアにしようか、グラフィックカードはハイエンドにしようか、メモリは16GBにしようか、などとこれから作るパソコンのスペックにワクワクしながら考えるでしょう。そういった時、サウンドカードについては考えたことがあるでしょうか。サウンドカードがなくても今のマザーボードでは音は出ますし、そもそもサウンドカードって必要なのでしょうか?
パソコンのケースの中はノイズだらけ
パソコンの中はたくさんのノイズであふれています。こういったノイズはヘッドフォンやスピーカーからの音に影響を与え、耳障りな高音としてよく現れます。そういったノイズを防ぐためには、ノイズをカットするためのシールドや物理的に距離を離すといった対策が必要です。具体的にはマザーボードから独立したサウンドカードや、外付けのUSB DACです。
USB DACとは?
DACとはデジタルアナログコンバータの略で音声デジタル信号をアナログ信号またはその逆を行うためのデバイスです。USB DACにはRCA端子や3.5mmピンジャックがついています。またアンプを内蔵しているものも多く、音量調節が手元でできるようにもなります。
サウンドカードとUSB DACどちらが良い?
好みの問題もありますが、特にこだわりがないのであればUSB DACをオススメします。ノイズ対策としてはどちらも問題ないのですが、機能性の面でUSB DACに軍配が上がります。USBであることの可搬性や、インターフェースの数、アンプ機能などサウンドカードに比べて便利な機能が多く搭載されている製品が多いです。
サウンドカードがなくても音は鳴る
しかしUSB DACを購入するのはもう少し待ってください。そもそも音はサウンドカードやUSB DACをわざわざ用意しなくても、マザーボードに搭載されているオンボードサウンドで鳴ります。
まだオンボードサウンドが成熟していなかった時代は、システムの安定のためにもサウンドカードを用意するメリットはありましたが、最近のオンボードサウンドは音質に大きく拘らないのであれば必要十分以上の性能を持っています。
サウンドカードもUSB DACもどちらも購入するとエントリーモデルでも8,000円前後はするでしょう。その8,000円でCPUやグラフィックカードをアップグレードできるかもしれません。
ゲーマーにサウンドカードやUSB DACは必要?
もしゲーム用としてパソコンを組む予定であればサウンドカードをあえて用意する必要は無いと思います。違いをハッキリと感じ取れるだけの十分な高品質のヘッドフォンやスピーカーを持っているのであれば、少しは違うかもしれません。
サウンドカードやUSB DACを買う予定だった予算をグラフィックカードのアップグレードに費やした方が遥かに快適なゲーム環境が整うはずです。ですがもし、真のハイエンドスペックのパソコンを組むのであれば、USB DACをオススメします。