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ドラクエ10 バージョン5が完結!国内最高峰のMMOの将来
2012年に正式サービスが開始され、今年9周年を迎えたドラゴンクエスト10が、最新バージョン「バージョン6 天星の英雄たち」をリリースしました。
実は私もかれこれ7年ほどプレイしているのですが、先日やっとバージョン5をクリア。
バージョン5はこれまでのドラゴンクエスト10の集大成とも言えるストーリーで、バージョン1から歴史の影に見え隠れしていた「闇の根源」との最終決戦が描かれています。
バージョン5の最終アップデートは夏に終わっていましたが、今更ながらクリア後の感想と今後の展望を整理したいと思います。
ついに決着した「大ボス」との闘い
ドラゴンクエスト10はバージョン1、2、3、そして5において、常に「闇の根源」という存在がストーリーに登場してきました。
闇の根源はそれぞれのバージョンのラスボス達に闇の力を与える存在であり、なかなか正体を現さないものの、歴史の転換点で常に登場してきた大ボス。
バージョン5でいよいよその正体が明かされました。9年間も登場しなかった大ボスとの闘いということで、私もかなり興味を持っていましたね。
クリア後は本当に感動しました。確かに未消化な部分や、大ボスにしては強さが微妙など指摘もあるのですが、少なくともアストルティアの歴史に隠れていた「業(カルマ)」は消化できたのかなと思います。
闇の根源との闘いは独自ステージで、なおかつNPCを仲間にした状態であり、過去のキャラクターたちも登場するという豪華仕様。
2021年9月30日に亡くなられた、日本のゲーム音楽界の大巨匠「すぎやまこういち」氏によるドラクエBGMが華を添え、非常に良くできた空間だったと思います。
ちなみにバージョン6は2021年11月11日に発売済みで、ログイン数も増えている状況。そこで、ドラクエ10の今後、将来性を個人的に整理してみたいと思います。
「あと3年」は続く可能性が高い
まず、ドラクエ10のメジャーバージョンは、通常1年半ほど続きます。簡単にこれまでのバージョンを整理すると
・バージョン1:2012年8月~2013年12月
・バージョン2:2013年12月~2015年4月
・バージョン3:2015年4月~2017年11月
・バージョン4:2017年11月~2019年10月
・バージョン5:2019年10月~2021年11月
といった具合です。なお、各バージョンの最終アップデートから次バージョンの移行時期(タイムラグ)も「バージョン中」としてカウントしています。
このように、バージョン4以降は1バージョンあたり大体2年で完結となっており、徐々に1バージョンあたりの開発期間が長くなっていることがわかります。
これを踏まえると、バージョン6に突入したドラクエ10は、あと3年は続くのではないかと。その理由は次のとおりです。
・開発期間のさらなる長期化⇒2年以上にわたる可能性が高い
・オフライン版の発売による人気再燃⇒オフライン版のクリアデータをオンラインに移行可能
まず開発ボリュームですが、バージョン5以降、声優の起用によって音声が付与されました。さらに、シナリオ・グラフィックともに大人向けになっており、ストーリーの進行に時間がかかると考えられます。
次に2022年2月末に発売されるオフライン版のドラクエ10ですが、2021年10月の公式発表により「ふっかつのじゅもん」でクリアデータをオンライン版に引き継げることが明らかになりました。
これにより、オフライン版から新規の流入が期待できるため、PS4、PS5、Switch、PC(Steam版)それぞれで若干人口が増えるのではないかと思います。
正直なところ、バージョン5で大ボスを倒してしまったため、ストーリー展開もややネタ切れ感があるのですが…。当初スクエニが掲げていた「10年は運営する」という公約は問題なく守られそうですね。
国内製MMOでは貴重な「安心して遊べるタイトル」
一時の勢いはないものの、ドラクエ10はまだまだ「国内屈指の大型タイトル」です。
ゲーミングPCも専用のものを用意して、じっくり腰を据えて楽しめるタイトルだと思います。個人的には、バージョン6終了後も何かしらのアップデートが続くと考えていますので、将来性もまだまだ十分ですね。