どすらぼ

ドスパラのおすすめパソコンを本気で評価

*

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

簡単にWEBカメラ映像の背景を合成できるmmhmm

   

ビデオ会議やゲーム実況などWEBカメラを使う場面は多々ありますが、相手に見せたくない背景が映り込む場所では使えないという問題は今も昔も変わりません。

特に家族と同居している場合やデスクトップパソコンで置き場所が制限されている場合は対処が難しくなります。昔からあるWEBカメラの背景を消す手段としてクロマキー合成も有効ですが、単色の背景となるような壁や布地を準備する必要があり、設置が困難で個人ユーザーにとっては実用的と言えるものではありませんでした。

しかし、そのような準備なしで簡単に背景の合成が可能なソフトウェアが次々に登場し注目されています。そこで今回は簡単にWEBカメラ映像の背景を合成できるmmhmmについてご紹介します。

mmhmmなら人物の輪郭を自動的にくりぬいて背景を合成するソフトウェア

mmhmmは人物の輪郭を自動的に検出し、背景をユーザーが指定した素材へ合成します。素材は静止画はもちろん、動画やPowerPointのプレゼンテーションファイルにも対応しており個性的なWEBカメラ映像を作り出すことが可能です。

またmmhmm使用時はWEBカメラ映像と背景の合成を行っている画面を他のビデオ会議ソフトウェアへ共有して利用します。メジャーなビデオ会議ソフトウェアは画面共有機能を備えており、mmhmmと資料を切り替えながらビデオ会議に参加することが可能です。

もしmmhmmでPowerPointのファイルと合成すれば画面の切り替えなしでプレゼンテーションを進行も出来てしまいます。

MacOS版だけでなくWindows版もリリースされ用途も幅が広がった

mmhmmは非常に便利で強力なソフトウェアですがこれまでMacOS版しかリリースされてきませんでした。しかし2021年4月にWindows10対応版をリリースしたことで多くのユーザーがmmhmmを利用出来るようになりました。

なお64Bit向けのベータ版という関係で一部の機能に制限はありますが基本機能は問題なく使用でき、ゲーム実況配信などWindowsならではの用途にも大活躍間違いありません。

有償ライセンスを購入すればさらに自由度が上がるもののマシンスペックに注意が必要

合成映像のエフェクトや画面の細かいカスタマイズには課金が必要であり、個人なら年間契約で月額917円のプレミアムプランが申し込み可能です。

一日1時間はプレミアムプランと同じ機能が使えるため十分に試してから購入出来ます。合成処理はマシンスペックを必要とする処理が重く、さらに画面を細かくカスタマイズするとパソコンの処理能力が追いつかない場合も出てくるので一日1時間の無料体験を使いパフォーマンスチェックをお勧めします。

まとめ

背景を合成するソフトウェアは以前から存在していましたがmmhmmの合成クオリティは群を抜いており、ビデオ会議だけでなくゲーム実況や動画サイト向けの映像加工をひとつでこなしてしまいます。

基本機能の背景合成が簡単且つ強力なため、自宅からのビデオ会議参加はもちろんプライベトートなビデオ通話などでも場所を選ばずに安心してWEBカメラをONにできるメリットは絶大です。

もしWEBカメラに映りこんでしまう背景に悩んでいるならmmhmmを使って改善を試みることをおすすめします。

 - ブログ