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USB 3.2の複雑な名称を解説

   

USBはパソコンだけでなくスマホなどでも多用される最も汎用性の高いインターフェースです。1990年代に登場してからバージョンアップを重ね、高速化と電源供給できる電力量が増え続けておりType-Cへ移行が緩やかに進んでいます。

しかし多くの規格が乱立し、ケーブルや対応機器の仕様確認が困難なことも多いことも事実です。そこで今回は最新規格であるUSB 3.2の複雑な名称についてご紹介します。

名称変更によりUSB3.2は3種類になった

USBの規格名称は規格団体により頻繁に変更されてきた歴史があり、2020年現在は主に普及している3種類をまとめてUSB3.2へひとくくりにする名称へ変わりました。

もちろん仕様書やカタログにもこの名称が使われることが増えるため、どのような名称変更がなされたのか抑えておけば困りません。

かつてUSB3.0だったUSB3.2 Gen1

リリース当初はUSB3.0だった規格はUSB3.2 Gen1へ改められました。5Gbpsの転送速度とType A、Type B、Type C、Micro USBがサポートされており汎用性も高く多くのパソコンに採用されています。しかし2008年に策定された規格であり、他のUSB3.1規格の中では最も低速です。

かつてUSB3.1だったUSB3.2 Gen2

リリース当初はUSB3.1だった規格はUSB3.2 Gen2へ改められました。前述のGen1の倍に当たる10Gbpsの転送速度とType A、Type B、Type C、Micro USBがサポートされており汎用性と高い性能を持ち合わせています。

2013年に策定された規格であり、USB3.1規格の中では中間的存在ですが、古いパソコンでは採用されていない機種も珍しくありません。

従来のType A、Type B、Micro USBといった古いコネクタが使える最新規格ということもあり、当面は採用するパソコンが存在し続ける見込みです。

かつてUSB3.2だったUSB3.2 Gen2x2

リリース当初はUSB3.2だった規格はUSB3.2 Gen2x2へ改められました。前述のGen1の4倍に当たる20Gbpsの転送速度をサポートしていますが、コネクタはType-Cしか使えません。Type-CからType-Aへ変換した場合は下位互換によりUSB3.2 Gen2として動作します。

外付け周辺機器用のインターフェースとしては十分すぎるスペックですが、そのスペックを十分に発揮するだけの製品がほとんどないことも事実です。

名称のルールはUSB4と共通になった

2019年に策定方針が決まったUSB4はサポートする速度に合わせてUSB4 Gen 3×1(20Gbps)、USB4 Gen 3×2(40Gbps)と名称が決められており、USB3.2の名称ルールもそれに習ったものと思われます。今後主流になるUSB規格の名称に統一感が出た点ではメリットがあるのではないでしょうか。

まとめ

新名称は速度の違いを「Gen」で表記することで分かりやすく配慮されていますが、USB3.0とUSB3.1が置き換えられたためユーザーは注意しなければならくなりました。

過去数年間古い名称で表記されてきたWEBサイトや出版物に関しては新名称に修正される見込みがなく、ユーザー自身で読み替えが必要です。

既にパソコンに詳しいユーザーとこれからパソコンを始めるユーザーにとっても混乱の元になりかねませんが、新製品にだけ考えるなら分かりやすくなったと言えるのではないでしょうか。

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