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IntelHDグラフィックス630でどこまでゲームを楽しめるか
Core iシリーズの内蔵グラフィックを世代が進むごとに進化しつづけ、今や数年前のローエンド～ミドルレンジGPUと同等の性能を持っています。
ただし、ゲーム用途となるとさすがにまだまだ厳しいのが現実といったところでしょう。では一体、どの程度ならば内蔵グラフィックスでゲームを楽しめるのでしょうか。
ほとんどのブラウザゲームは動作可能
Intelの内蔵グラフィックで主流となっている「IntelHDグラフィックス630」では、ブラウザゲームならほとんどのタイトルが遊べる性能を持っています。
例えばyahooモバゲーの人気タイトルである「ガンダムトライブ」や「ハンターハンター」などをプレイしても、比較的スムーズにゲームが進行できるでしょう。
ただし、ガンダムトライブでは一部のエフェクトが重なるとFPSが落ちる傾向にあり、さすがにストレスを一切感じないとは言い切れません。
MMOでは「標準画質以下」でプレイ可能
一方、MMORPGでは画質を「標準」以下に下げることでプレイが可能になるタイトルが多いです。
例えば比較的軽い国産MMORPGといわれる「ドラクエ10」なら、画質の調整でラグを感じることなくプレイできます。
CPUにCore i5 7500を積んで画質「標準」を選んだ場合、ベンチマーク上は解像度1280×720で「すごく快適」、1920×1080で「快適」となります。
またFF14蒼天のイシュガルドなら、同じく画質を標準で解像度1280×720は「快適」、1920×1080なら「やや快適」です。
この2つよりもややアクション性が高いドラゴンズドクマオンラインなら、画質「低」に設定することで、解像度1280×720は「快適」、1920×1080なら「やや快適」を達成できるでしょう。
つまり、ここ数年人気を集めているMMORPG（MORPG）の多くが、IntelHDグラフィックス630でプレイ可能なことになります。
FPSでは敵の視認性が落ちるという課題が
最後にFPSを考えてみましょう。結論から言うと、「Overwatch」や「PUBG」といった人気タイトルでもIntelHDグラフィックス630でプレイ可能です。
ただし、解像度や画質、影、レンダースケールなどを調整することで画質が荒くなり、敵の視認性が落ちてしまう傾向にあります。
FPSをはじめとしたシューティングゲームでは、いかに早く敵を発見するかが非常に重要なことは、言うまでもありません。
その中で敵の視認性が落ちる、というのはかなり致命的です。したがって、やはりグラフィックボードを別途搭載すべきといえるでしょうね。
これはゲーム自体が軽いか重いかにかかわらず、FPSで勝ちたいならグラフィックボードは必須と言って良いと思います。
是非GTX1050Ti～GTX1060以上の性能を確保して、プレイしてみてください。
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