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これは未来が感じられる!?HTC Viveをワイヤレスで扱えるアップグレードが発表

   

PSVRも発売され、かなり興味が深まるVR HMD(ヘッドマウントディスプレイ)ですが、いかんせんネックとなるのが、その配線です。

配線があることで、動きが制限される。また配線による転倒や巻きつきなど、危険な面も見受けられます。

VRがもっともっと普及する条件を考えるならば、ARとの融合であるMRの普及と、私としてはこの配線が無くなるワイヤレスの方向だと思っております。

やはりそんな状況がメーカーでもわかっているのかHTC Viveのワイヤレスアップグレードがアナウンスされました。

すでに予約が開始されており、発送は来年2017年の第一四半期(4月~6月)予定だそうです。日本での発売も非常に楽しみなものになっております。

ワイヤレスになるメリットとデメリット

VR HMDがワイヤレスになるメリットは、なにより動きの制限が無くなることです。折角VRセットで仮想空間に没入しているのに、動きが制限されたり、動きに不快感があったりしたらたまったものではありません。

現状のVR HMDなどはそこのところが懸念される面もあり、あまりアクティブな動きを取り入れるゲームはありません。

しかし、デメリットとしては、益々閉鎖的な空間で動き回れてしまうので、なにかに躓き転倒する、まわりのものを損壊するなどの危険性も増えることでしょう。

また、ワイヤレスになるということは、無線の送受信機能、バッテリーなどを搭載しなければならなくなり、その分重量が増します。

頭部にかなりの重りをつけて動き回るとなると、かなりの疲労が増えてしまうことも予想されます。今まで以上に長時間のプレイができなくなるかもしれません。

それでも欲しい、ワイヤレスのVRセット

上記デメリットも書きましたが、それでもやはり折角プレイするからには、少しでも仮想空間に没入できる方が楽しいです。

周囲の障害物なども認識して、転倒や損壊などに配慮されるようになれば、最高なのですが、そういった機能をつけるのは、まだまだ先になりそうです。

ワイヤレスのVR HMDですが、HTC Viveだけでなく、OculusはSanta Cruzという一体型のVR HMDを製作中であり、intelもProject Alloyという、一体型VR HMDを製作中であるとの事です。

どちらにしても最新ゲーミングPCなら動作するので、まだ低スペックなパソコンを使っている人は「Oculus Rift推奨スペックとドスパラの推奨PC」の記事を参考にしてください。

現状PSVRですら、まだまだ品薄で手に入らないような状況であり、これからもVRの普及が期待されます。

さらにこのワイヤレスVR HMDが発売され、より普及が高まれば自宅でできるVRライフに大きく貢献することになるのではないでしょうか?

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