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Intel「NUCキット」とは?登場以来人気を集めるコンパクト自作PC

   

近年では、パーツの小型化が進み、さまざまな超小型PCが登場し、人気を博しています。キューブタイプやスリムPCだけではなく、半自作PCと呼ばれるベアボーンキットなど、さまざまな形でPCは小型化しつつあります。

今回は、そんな小型PCの中でも特に小さく、それでいて多機能なPC「Intel NUC」をご紹介。小さくても高性能なこのPC、一体どのような魅力を持っているのでしょうか。

Intel「NUCキット」とは

「Intel NUC(Next Unit of Computing)」は、Intelが開発した、ベアボーンキットシリーズです。ベアボーンキットとは、PCケース、マザーボード、電源があらかじめ取り付けられた状態で出荷される自作PCキットのことで、「半自作」として組み立てが容易かつ拡張性の高いキットのことを指します。

このベアボーンキットの中でも特に小型なのがこの「Intel NUC」です。

NUCのマザーボードはわずか10cm×10cm

「Intel NUC」に取り付けられているマザーボードは、大きさがわずか10cm×10cm。これは通常の小型PC規格よりも約7~8cm小さく、なんと14.1cm×12.5cmであるCDジャケットよりも小さいです。

NUCキットのケースを含めても11cm×11cm程度なので、Intel NUCはまさに手のひらサイズといえるでしょう。

コンパクトでパワフル

「Intel NUC」は、業界最小クラスの小型PCでありながら、搭載できるプロセッサは通常のPC向けプロセッサである「Intel Core i5」や「Intel Celelon」です。通常のPCとしての用途が充分に発揮できるマシンパワーを持っており、性能面でも過不足ありません。

また、USB2.0や3.0、HDMI、Mini DisplayPortなど、外部インターフェイスがひと通り揃っているのもポイント。通常のPCと変わらない働きができながら、手軽に携帯することができる超小型PCとなっています。

さまざまなモデルが存在する

「Intel NUC」は、現在さまざまなモデルがリリースされており、ラインナップも充実しています。通常の「Intel NUC」は、ベアボーンキットとして販売されていますが、マザーボードのみ購入することも可能です。

携帯用デスクトップPCとして

CDケースより小さなマシンに、PCと同程度のパワーを持つ「Intel NUC」。求めているものにマッチするユーザーであれば、必ず良き相棒となってくれることでしょう。ますます小型化が進む自作PC界隈ですが、いずれはグラフィックボードも無理なく搭載できる日が来るかもしれません。

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