※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
後悔しないBTOショップの選び方
世の中には沢山のBTOショップがありますが、皆さんは何を基準としてショップを選んでいるのでしょうか?
価格、保証やサポート内容、納期等、見た目のカッコ良さ、様々な視点で比較することができます。
私が初めてBTOパソコンを買った後、ちゃんと見ておけばよかったと後悔したポイントがあります。それは、「パーツの情報を細かく記載しているかどうか」という点です。
パーツの情報を細かく記載している所がおすすめ
例えば、グラフィックボードを選ぶとき、ショップによって下記のように表記が違います。
- NVIDIA GeForce GTX 1060 / 6GB
- 【ASUS STRIXシリーズ】 NVIDIA GeForce GTX 1060 / 6GB
どちらもGPUの種類と搭載VRAM量が表記されていますが、下記はグラフィックボードメーカーに関する情報も記載してあります。
ASUSというのは台湾の有名PCメーカーで、やや高価だが高品質なパーツを作る会社と言われています。
有名どころだと、ASUS、MSI、GIGABITE、SAPPHIRE(AMD製チップ搭載ボードのみ製造)、EVGA、ELSAといったメーカーが高品質と言われています。
メーカーによってパーツの品質が違う
有名メーカーのグラフィックボードが高評価である理由は、主に高寿命と静穏性にあります。
グラフィックボードはNVIDIA社やAMD社といったGPUメーカーが製造したグラフィックチップにVRAMや制御基盤、冷却用のファンやヒートシンクを上述したASUSやMSIといったパーツメーカーが組み合わせて製造されるパーツです。
特に冷却ファンやヒートシンクは各メーカーのコストのかけ方や技術力の差が出やすい部分で、メーカーによって冷却性にかなりの差がでます。
パーツの品質=寿命の長さ
グラフィックボードの故障の最大の原因は稼働時に発生する熱です。
なので、高性能なファンやヒートシンクを搭載したグラフィックボードは熱が籠りにくいので故障の確率が低く、さらに、ファン自体も静かな動作音のものが多いのです。
BTOショップがパーツの詳細を記載しているのは、多くの場合上記のような有名メーカーの高価で評価の高いパーツを使用しているからです。
セールスポイントになる部分なので、しっかり記載しておくわけです。
今回はグラフィックボードを例にしましたが、メモリやマザーボードといった部品も同様に高品質な製品を搭載しているショップほど、詳細なパーツ情報を記載する傾向があります。
メーカーの記載がなければダメなのか?
では、詳細が記載されていないショップはダメなのでしょうか??
必ずしもそうとは限りません。販売量の多いショップでは大量にパーツを用意しておく必要があるので、特定のメーカーのパーツだけを確保しておく事が難しくなります。
そこで、あえて大雑把に記載して、注文を受けた時に在庫の中から選ぶという方法をとっているショップもあるからです。
そうすることで、安くなっているタイミングでパーツを確保できるので、BTOパソコンの販売価格を抑えられるメリットもあります。
とはいえ、初めてBTOでパソコンを買われる方にはどのショップがどういうパーツを選ぶ傾向があるかといった事を知るのは難しいので
しっかりとパーツのメーカーや型番などの情報を記載しているショップを選ぶ事をおすすめします。