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PC電源の寿命が2倍に?電源の寿命を延ばすポイントを紹介

   

電源寿命は多くのPCユーザーを悩ませる問題です。なぜなら「見当がつけにくい」から。突然死してしまうのがPC電源であり、一度突然死を経験すると結構神経質になってしまいます。

そこで、普段から寿命を延ばす使い方を心掛けたいのですが、意外とノウハウが公開されていません。基本的に、電源は故障がなければ交換する必要はなく、一度設置したら放置というスタイルが一般的ですよね。

しかし、扱い方や環境によって電源の寿命が最大2倍も変わることがあるのだとか。今回は、PC用電源メーカーであるFSPが発表した「電源寿命を延ばす秘訣」をご紹介します。

PC電源の寿命を延ばす要素3つ

FSPは、世界初のATX電源を開発したり、80PLUS認証を取得したモデルが世界で最も多いなど、高品質な製品を提供することで知られるメーカーです。

このFSPが以前、PC電源の寿命を延ばす要素として「ケースの冷却性能」「定期的な清掃」「環境温度」の3点を挙げていました。

ケースの冷却性能

冷却性能の高いPCケースは、良好なエアフローを確保することで、電源の熱を効果的に放熱し、寿命を延ばすことができます。

また、マザーボード裏に配線をまとめる「裏配線」によってエアフローを向上させることにも効果があるようです。

定期的な清掃

私も何度か故障した電源を開けてみたことがありますが、その大半が「異様に汚かった」です。ホコリやゴミが堆積しており、おそらくそこに水分か何かが付着して回路がショートしてしまうのでしょうね。

また、内部にホコリやゴミがたまると熱がこもりやすくなり、こちらも故障の原因にもなります。定期的に電源ユニットを取り外し、エアダスターなどでホコリを吹き飛ばしましょう。かなり面倒ですが、年に1回程度でOKだと思います。

環境温度

環境温度とは、PCケース内の温度もしくは室温と考えてよいと思います。FSPによれば、電源の環境温度として最適なのは「25度」なのだとか。

日本ですと、大体4月~5月もしくは9月~10月上旬くらいの気温ですかね。最近は暑い期間が長いので、意外と25度近辺の日数が少ないです。

高温になると電源の劣化が進みやすく、寿命が短くなる一方、温度が低すぎても電源にとって良い環境ではありません。6月から10月は冷却を、11月以降は温度が下がりすぎないような対策を施したいところです。

容量不足でも寿命は短くなる

もうひとつ、個人的に注目しているのが容量不足です。PCが要求する電力に対して電源容量が小さいと、どうしても寿命が短くなると感じています。

これは、要求される電力量を確保するために、より高い負荷で稼働し続けることになるからです。80PLUS認証の一覧表を見ると、負荷率50%程度が最も変換効率がよく、電源にとって安定した状況であるといえます。

定格出力の20%時 50%時 100%時
80PLUS 80% 80% 80%
80PLUS BRONZE 82% 85% 82%
80PLUS SILVER 85% 88% 85%
80PLUS GOLD 87% 90% 87%
80PLUS PLATINUM 90% 92% 89%
80PLUS TITANIUM 92% 94% 90%

例えば、無印の500W電源で400Wの電力をまかなうには、100%の負荷率が発生します。変換効率が80%なので、500×0.8でちょうど400。

一方、GOLDの700Wならば、だいたい65%程度の負荷率になることが予想されます。(700×0.65×0.87=約396)

このように容量が小さいとどうしても高い負荷で稼働しますし、なおかつ変換効率が少し落ちるところで、ギリギリの状態が続きます。

単純に動けばよい、というのであれば500Wの無印でも十分なのですが、余裕をもって長く使いたいのであれば上位グレードの大容量電源を使うべきかもしれないですね。

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