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クロームにFireFox~最強最速のブラウザはどれか?
PCゲーマーにとって、webブラウザは最もよく使用するツールのひとつですよね。常に複数のタブを開いておき、攻略サイトやSNSを閲覧するゲーマーは多いと思います。
そのため、ブラウザの動作が遅いと非常にストレスがたまります。果して、ストレスをゼロにする最強最速のブラウザはあるのでしょうか?
Windows10に最適化された5つのブラウザを比較
早速、Wiondows10環境に最適化された5つのメジャーブラウザを比較してみます。今回はWindows10に標準搭載されている「Edge」、伝統の「IE」をはじめ「Chrome」「Opera」「Firefox」が対象です。
まず、JavaScriptの処理性能です。アップルが提供している「JetStream」と「MotionMark」というベンチマークツールでの結果は以下のとおり。
JetStream
Edge | 160 |
IE | 100 |
Chrome | 120 |
Opera | 120 |
Firefox | 122 |
MotionMark
Edge | 78 |
IE | 測定不能 |
Chrome | 78 |
Opera | 89 |
Firefox | 56 |
次にグーグルのツールである「Octane」の結果です。こちらは描画性能について計測しています。
Octane
Edge | 22000 |
IE | 11000 |
Chrome | 22000 |
Opera | 22000 |
Firefox | 22000 |
このようにIEを除けばほとんど差がありません。強いて言えばEdgeとOperaがやや優勢かという感じですね。
しかしこれはあくまでもJavaScriptの処理についてですから、別な観点でも比較してみます。
カスタマイズ性や操作感で比較
次に、カスタマイズの柔軟性や操作のスムーズさで比較してみます。
Edge
起動後の負荷は軽いが、動作が不安定です。フリーズなどの問題もあり、使用感には疑問が残ります。
IE
ブラウザといえばIE、という時代がありましたが、2018年時点では完全に時代遅れ感が否めません。全体的にもっさりとした使用感。
Chrome
カスタマイズ性、動作速度・操作感の良さなどを考えると最もバランスが取れている印象。ただし、搭載メモリ量が少ないとPCの重荷になる可能性あり。
Opera
シンプルで軽く、特に起動・動作ともに軽い印象を受けます。しかし、機能面でやや見劣りする感あり。
Firefox
Flash関係でトラブルを起こすことが多いものの、カスタマイズ性ではトップという印象。ただし、Firefox Quantumになって軽快さは改善しました。
これらを総合すると、個人的にはChromeかOperaかFirefoxかなという結論に達します。Edgeはベンチマークの数字こそ良いものの、メインとして使えるレベルには達していません。
また、今後に期待できるブラウザとして「Vivaldi」があります。ブラウザにメモ機能やスクリーンショット機能などが標準搭載されており、高機能です。
さらにChromeと同じレンダリングエンジンを使っていて、拡張機能も同じものが使えるうえに、Chromeよりもメモリを喰いません。ただし、UIの操作性にやや難があったり、バグが残っていたりとまだまだ不安定な部分が散見されるため、今後に期待です。
速度ならFirefox QuantumとVivaldiか?
単純に体感的な処理速度という意味では、「Firefox Quantum」と「Vivaldi」かもしれません。この2つはカスタマイズ性に富んでいて、高機能でもあります。
次点でChrome、Operaといったイメージですね。ブラウザの移行にはやや労力がかかりますが、ストレスフリーなブラウジングのため、新しいブラウザの発掘は大切ですよ。