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5インチベイの活用方法4つ

   

比較的古いケースに搭載されている「5インチベイ」ですが、正直なところ、あまり使いませんよね。

光学ドライブを使用しない場合は、特に5インチベイに何も装着しない状態になります。「ここのスペース、もったいないな…」と感じるのは私だけではないでしょう。

そこで3.5インチベイの活用方法を紹介したいと思います。

鉄板の使い道「ファンコン」「小物入れ」

5インチベイの代表的な使い方といえば「ファンコン」ではないでしょうか。

ケースファンの回転数や温度をデジタル表示して、物理的なツマミでファンの回転数を調整するパーツです。

最近はソフトウェアタイプのファンコンが多いですが、物理的なツマミで調整できるファンコンは、見た目以上に便利です。

ただし、このタイプはマザーボードやOSによっては対応していないことがあるので注意が必要。また、ファンコンまでの配線が意外と難しく、断線してしまうこともしばしば。

そこで、5インチベイを「小物入れ」にしてしまう方もいますね。私も5インチベイの小物入れ化はよくやりました。空きの5インチベイに引き出しのようなパーツをとりつけるのです。

配線が不要で増設しやすく、ネジや結束バンド、身の回りの小物を入れておけるので非常に便利です。ファンコンがソフトウェア化されてからは、この小物入れが私の中での鉄板でした。

小物入れに飽きた…という方におすすめの活用方法

しかし小物入れは、実際のところ徐々に使わなくなります。また、小物入れにたまった埃がPCケース内部に侵入するリスクもあるため、ほかのものに置き換えたいと感じるようになるかもしれません。

この場合におすすめなのが、以下2つの方法です。

時計

5インチベイに横型のデジタル時計を配置する方法です。時計は専用のパーツをつかったり、簡易的に電子工作を施したりして、配置する方が多いようです。

私は以前、サイズの「風クロノ」という製品を使用していましたが、PCケースに時計があるというのは予想以上に便利で、自宅の置時計をほとんど見なくなるほどでした。

しかし残念ながら故障してしまい、その後はまた小物入れに戻ってしまったわけですが……。壊れなければ今でも使用していたと思います。

2.5インチSSDを集約

最近になって注目している方法が「古いSATA SSDをまとめるタイプの5インチベイ」ですね。具体的な例としては、センチュリー社の「CMRK-S4S6G」などが挙げられます。

CMRK-S4S6Gは、2.5インチのSATA SSDを4台まとめて5インチベイにまとめられるという優れもの。SSDはスライド式のトレーでいつでも取り出せるため、メンテナンス性も高いです。

CMRK-S4S6Gは、半年ほど前に少し使ってみたのですが、予想以上に便利だったのでサブPCに搭載しています。M.2 SSDが主流になってきて、SATA SSDが余ってきたタイミングでしたので丁度良かったのです。

ただし、付属のファンが少々うるさい場合は、ファンを静音タイプ交換すべきかもしれませんね。また、ガジェット系のパーツでありながら精密さを要求されるため、故障や不具合にも注意すべきでしょう。

ただし、こうした点を除けば「新しい5インチベイの活用方法」として十分に評価できるパーツです。SSDが余っていて、電源容量に余裕があるかたは、5インチベイをストレージ化してみてください。

長く使えるのは「小物入れ」?

5インチベイは、すでに旧時代の遺物になりかけていますが、愛用するPCケースの型が古い場合はどうしても「遊びスペース」になってしまいます。

これまでの私の経験では、便利さで言えば「SSD化>時計>小物入れ」でしたね。しかし、故障のリスクを考えると「小物入れ>時計>SSD化」な気がします。

特にSSD化の場合は、マザーボードからの配線や熱処理が問題になることもあるため、初心者のうちは難易度が高いかもしれません。

まずは小物入れとして使い、PCの組み立てに慣れたらSSD化を試してみてはいかがでしょうか。

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