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まだまだ続く?DQ10 バージョン6のプレイで感じた将来性

   

2022年8月2日にサービス開始10周年を迎えたMMORPG「ドラゴンクエスト10オンライン」。オフライン版も販売され、各種イベントが開催されているためか、10年目のMMOとは思えないほどプレイヤーがいます。

数か月おきに休止とプレイを繰り返している私ですが、最新バージョンであるバージョン6をプレイしてみて、まだまだ将来性があるなと感じました。

そこで今回はDQ10の現状と将来性について考察してみたいと思います。

10年目にしては異例のプレイヤー数

通常、MMO RPGはプレイヤー人口が右肩下がりになるもので、運営開始から10年目ともなれば最盛期の10~20分の1のプレイヤー数に落ち着くことがほとんどです。

しかし、ドラクエ10に関しては確かに最盛期(おそらくバージョン2、2014~2015年ころ)に比べると人口は減っているものの、ここ2年ほどは底打ちして微増している感覚さえあります。

私は2022年11月に数か月ぶりにプレイを再開したのですが、休止前(春頃)に比べて明らかに人口が増えていると感じました。

具体的には、

・1サーバーのみならず、復帰者向けサーバーや31サーバー(昔からなぜか人口が多いサーバー)などの町に賑わいがある
・フィールドでプレイヤーと頻繁にすれ違う
・バザーの売れ行きは最盛期と何ら変わらず、出品数も多い
・4人パーティー、8人パーティーでのバトルにおけるマッチングも以前より速い

といった現象を確認できたのです。8月2日から10周年イベントで毎週のように何らかのイベントをやっているのですが、それを差し引いてもこの賑わいは異常ですね。

休止なしでプレイしている方はわかりにくいかもしれませんが、暗黒時代と言われたバージョン3時代よりも明らかに人の動きが活発なような気がします。

Wiiの制限が外れたことは予想以上に大きい

バージョン6になってまず大きくかわったのが、「世界に立体感が出た」ということ。かつてはマップ上に存在する小高い丘や山に登ることがほとんどできませんでしたが、バージョン6では段差を乗り越えて移動できるようになっています。

また、バージョン2から実装されていた飛竜(ドラゴン)よりも、かなり自由にマップの上空を飛ぶことができ、世界に広がりが出ましたね。

飛竜はレンダーシア大陸を大雑把に移動する手段でしたが、バージョン6の飛行システムはそれよりも詳細なマップ単位であり、高さの概念がより具体的に組み込まれています。

加えて、全体的な背景や空の演出、オブジェクトの描かれ方もかなりグレードアップしています。

なぜここまで進化したかといえば、やはりWiiの制限が外れたことが大きいのでしょう。DQ10はもともと、Wii向けのソフトとしてリリースされました。しかし、その後はWii UやPS4やWindows、Switchなど対象ハードウェアを広げていきました。

その中で、Wiiのスペックが開発の足かせとなっていたのだと思います。Wii版が打ち切られたのは2017年であり、そのあとに開発が開始されたバージョン5、6で一気に表現の幅が広がっています。

低スペックPCでも楽しめる路線は踏襲しているものの、「子供っぽさ」は本当に減りましたね。今は完全に大人のゲーマー向けのタイトルです。

シナリオの秀逸さがさらにグレードアップ、20年運営も見える

数年前から開発予算やスケジュールの問題が出ていたものの、バージョン6のクオリティを見るに危機的な状況ではないようです。

世界観はさらに上質になっていますし、ストーリーの練り具合もバージョン5以上です。さらにバージョン6では、バージョン1時代の英雄たちを登場させて原点回帰も狙っており、長年のプレイヤーをさらに引き付ける内容。

個人的に、実は10年が目標なのではなくFF11のように20年運営が視野に入っているのではないかと感じました。FF11も、一度人口が底を打った後、サービス開始から10数年を経て盛り返すという異常さを発揮し、いまに至っています。

DQ10のコンテンツは決してFF11に劣っているとは思えませんし、あと10年は続く可能性が十分ありますね。ただし、いまからPCで始めるならばグラボはGTX1060以上の性能を確保しておきましょう。

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