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DQ10新コンテンツ「ヴァリーブートキャンプ」に必要なスペック

   

2023年2月1日に、MMORPGの代表格である「ドラゴンクエスト10」で大型アップデートがありました。

今回のアップデート(バージョン6.4)では、新コンテンツとして「ヴァリーブートキャンプ」が始まりましたね。

賛否両論あるこの新コンテンツ、実はドラクエ10史上、最も重いコンテンツになるかもしれません。

ヴァリーブートキャンプとは?

端的に言えば、「多人数参加型のスコアアタック型コンテンツ」ですね。

ヴァリーブートキャンプでは、敵を倒すことが目的ではなく、イベントマップ中央に配置されたボスをどんどん攻撃していき、制限時間内にどれだけのダメージを与えたかを競うゲームです。

ちなみにボスは中央から動かず、攻撃パターンも一定の模様。範囲攻撃主体なので、慣れれば結構サクサクかわせます。

一人でもプレイできますが、8人まで同時にマッチングするようで、「バトマス8人」「天地雷鳴士8人」のように同じ職業同士でスコアを競うことができます。

運営が初めて明言「低スぺマシンだときついかも」

これまでドラクエ10の運営は、マシンスペックについて公式に言及することはありませんでした。

ドラクエ10はかなり軽いゲームで、switchやWii Uでもプレイ可能なくらいですから、ローエンド~ミドルレンジクラスのゲーミングPCならば余裕で動かせたわけです。

しかし、バージョン6.4直前の公式放送で「マシンスペックが低いと処理落ちする可能性がある」と説明されていました。

ドラクエ10にしては異例のことなのですが、それもそのはず、ヴァリーブートキャンプは非常に多数のオブジェクトが出現する可能性があるのです。

例えば、天地雷鳴士8人が同時に召喚を使うと、それだけで描画するキャラクターは16人になります。もっとすごいのが海賊で、最大3つまで設置できる大砲を全員が置いた場合、キャラクター8人+24個の大砲が一斉に動くわけです。

もちろん、スキルや魔法のエフェクトも入りますし、アイテムやボスの描画もあるので、実際にはこれ以上のオブジェクトが常に動きます。

確かにこれはドラクエ10にしては異常な事態で、今まで何ら問題なく遊べていたマシンでも厳しいかもしれません。

GTX1060 3GB版で試してみると…

実際に8人バトマス状態をGTX 1060 3GB版で試してみました。フルHDで最高画質だったのですが、体感できるほど厳しい処理落ちはありませんでしたね。

しかし、これが海賊や天地雷鳴士、デスマスターなどになると厳しいかもしれません。海賊は大砲、天地雷鳴士とデスマスターは召喚のエフェクトがかなりマシンパワーを喰いますから。

特に、デスマスターの召喚で発生する「もわーん」とした黒いエフェクトは要注意。ローエンド帯のグラボですと単体でも処理落ちが発生するので、8人もいるとかなりの負荷になります。

個人的な感想ですが、フルHDより上の解像度であれば、GTX1660より上のクラスが必須になりそうです。ドラクエ10でRTXシリーズはちょっともったいないな…と思うのですが、それでも3050くらいは必要かもしれません。

ドラクエ10といえば、低スぺマシンでも余裕で遊べる数少ないMMOなのですが、意外なところでマシンスペックが切りあがりそうですね。

ちなみにヴァリーブートキャンプは、実装直後にも関わらず過疎が激しいコンテンツです…。なので、割り切って「遊ばない」ことを選ぶならスペックは気にしなくても問題ないでしょうね。

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