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様々な機能が追加されたMicrosoft Office 2021

   

Microsoft Officeは数年おきに新バージョンをリリースしており、Office 2021はその最新版となります。順次新機能が追加されるサブスクリプション方式のMicrosoft365と異なり、買い取りライセンス方式のOfficeではリリース後に大きな機能追加がないため、購入時にどの機能まで実装されているかは長く使用する上で知っておく必要があります。そこで今回は、様々な機能が追加されたMicrosoft Office 2021についてご紹介します。

「xlookup」や「xmatch」など従来の関数を使いやすく改良した新関数が追加

Excel関数は便利ですが、関数に合わせた表作りが求められるケースも多く初心者泣かせな部分もあります。そこでどんな表でも関数が使えるように旧来の関数を改良し、新関数としてリリースされています。例えばvlookup関数は検索した列の右側しか参照できませんでしたが、新関数xlookupでは右側でも左側でも自由に参照可能です。これまでvlookup関数を使うために表の列を入れ替える必要がなくなり、ユーザーが意図した表のまま関数を使用できるようになった点は大きいと言えます。

新しいリボンメニューやストック画像も追加され、使い勝手も大きく向上

Office 2007から登場したリボンメニューはアイコンが大きく見やすい一方で、画面を多く占有し作業スペースが狭いという欠点がありました。リボンメニュー自体を非表示にする方法もありますが、機能を呼び出す度にリボンメニューを再表示させることになり効果は限定的でした。Office 2021では最近登場した新たなリボンメニューが実装され、コンパクトで使いやすさを優先したデザインへ発展しています。他にも画像素材を簡単に検索しドキュメントへ貼り付けできる「ストック画像」も実装されています。ストック画像機能はリリースから間もなく、ややコンテンツ不足ですが今後改善される見込みです。

買い取りライセンス方式としては最後のOfficeとなる可能性も

Microsoftはサブスクリプション方式を推進しており、OfficeについてもOffice 2021とは別にオフライン運用の企業向けOfficeである「Office LTSC 2021」を新たにリリースしました。今後も一般消費者向けに買い取りライセンス方式のOfficeをリリースし続ける保証はなく、Office 2021が最後になる可能性があります。

まとめ

事務仕事や学校の課題など、Microsoft Officeなしでは成り立たず作業効率にも直結します。その点、今回リリースされたOffice2021なら新しいOfficeなら効率も良く快適に操作可能です。中でもExcelは様々な新関数が実装され、関数を良く使うユーザーなら今まで苦労してきた独特の「クセ」を解決できるかもしれません。パソコンの買い換えやOfficeのサポート切れなどで移行先を検討しているなら新機能満載のOffice2021がおすすめです。

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