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WQHDのメリットとは?徐々に増えるWQHDゲーミングモニター

   

あなたはゲーミングモニターといえば「フルHD」か「4K」ばかりだと思っていませんか?

確かにこの2種類はメジャーで、選択肢も豊富です。しかし、実際の使用感で言えば「WQHD」も負けてはいません。

今回は、いまひとつメジャーになりきれないマイナーな解像度「WQHD」を採用したゲーミングモニターのメリットを紹介します。

WQHDは中途半端ではない

WQHDといえば俗に「2.5K」と呼ばれるサイズで、画素数は2560×1440です。

フルHDが1920×1080、4Kが3840×2160ですから、ちょうどフルHDと4Kの中間といったイメージですね。

・フルHD:1920×1080
・WQHD:2560×1440
・4K:3840×2160

数字だけみると4Kとかなり差があります。また、フルHDのように安価ではありません。

このことから、「中途半端で割高なモニター」というイメージを持たれがちなWQHDなのですが、実は意外と使い勝手が良いのです。

32インチサイズは作業性抜群

最近増えてきたモニターのサイズに32インチのWQHDがあります。

実はこのサイズ、一部でかなり好評だったのですが、やっとその良さが認知されてきたかなと感じています。

32インチのWQHDサイズは、誤解を恐れずに言えば「23インチサイズのフルHDの拡張版」です。つまり、23インチのフルHDモニターから移行すると、文字サイズが変わらず作業領域だけが拡がるのです。

フルHDはWQHDの1.8倍の情報量を表示できますから、単純に文字サイズが変わない状態で約2倍の情報量をまとめて表示できることになります。

また、十分な横幅があることでブラウザや、ワードファイルを縦長表示で横に2枚ならべておけることも利点。この状態はデュアルモニターよりも視点移動が小さく、慣れるとかなり使いやすいです。

4Kほど高額ではなく、フルHDの純粋な上位互換といえるWQHD32インチモニターは、ゲーム以外にも幅広く使える汎用性を持っています。

ゲーム用のWQHDモニターも徐々に増える

ほんの2~3年前までは、WQHDの32インチモニターでゲーミング仕様というモデルはほとんどありませんでした。

WQHDの32インチモニター自体がマイナーな規格だけに、リフレッシュレートが60~70Hzの商品を探すの精いっぱいだったのです。

しかし最近になってやっとゲーミングモニターが増えてきました。代表的なところではASUSの「ROG Strix XG32AQ」があります。

ROG Strix XG32AQはWQHDの32インチでありながら、リフレッシュレートが175Hz、応答速度が1msという完全なるゲーミング仕様。

チラツキ防止機能や暗部の視認性を上げる機能なども付与されていて、大画面でありながら「全部入り」なモニターですね。

ASUSが参入したということは、それなりに売れる算段があるからだと思います。4Kよりも実使用で使いやすく、フルHDよりは明確に見やすい。

やっとゲーミングモニターにも使いやすい大画面が増えてきそうだなと感じました。これからゲーミングモニターを選ぶ方は、ぜひ32インチのWQHDモニターを検討してみてください。

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