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CPUのTDPが一か月の電気代に与える影響を計算してみた

   

ゲーミングPCはランニングコストがかかります。つまり電気代ですね。

ハードなゲーマーの場合、年間の電気代が数万円になることも珍しくありません。特にCPUをアップグレードすると、電気代が目に見えて上がることがあります。

そこで今回は、「65Wから125Wへ」TDPが上がった場合の電気代を計算してみました。

65WのミドルレンジCPUから125Wのハイエンドへ移行すると電気代は?

現在主流のCPUは、Intelならば65Wと125Wの2つに分類されると思います。64WはCore i5 13500などですね。これに対して125WはCore i7 13700Kが代表的な存在です。

ミドルレンジからハイエンドへのCPU乗り換えは、最も簡単で効果を体感しやすいアップグレードのひとつ。一方で、確実に電気代が上がります。

ここでは、1日8時間使用した場合の電気代をシミュレーションしてみました。ちなみに、電気代の単価は1kWhあたり25円としています。

TDP 65WのCPU(例:Core i5 13500)

  • 1時間あたりの電気代: 約1.63円
  • 1日あたりの電気代 (8時間使用): 約13円
  • 1か月あたりの電気代 (30日間): 約390円

TDP 125WのCPU(例:Core i7 13700K)

  • 1時間あたりの電気代: 約3.13円
  • 1日あたりの電気代 (8時間使用): 約25円
  • 1か月あたりの電気代 (30日間): 約750円

TDPは厳密にいえば「発熱量」を表していますが、電力は熱に変換されるのでTDPが事実上の消費電力として扱われています。なので、TDPから大体のランニングコスト(電気代)を試算することが可能です。

さて、結果ですがCPUを65Wから125Wにアップグレードした場合、だいたい2倍近い電気代になりますね。一か月で約360円、1年で4320円の差が生まれます。

同じCPUを大体3年使うと仮定すると、3年間のランニングコストは約13000円も増えるわけです。65WのCPUはコスパが良いと言われますが、コスパには「ランニングコスト」も含まれるのでしょうね。

総コストでは4万円近い差が

さらに、Core i5 13500とCore i7 13700Kをそれぞれ3年間使用した場合の総コスト(購入価格+ランニングコスト)を比較してみましょう。

TDP 65WのCPU(例:Core i5 13500)の総コスト(3年)

本体価格:38000円+3年間の電気代:14040円=52040円

TDP 125WのCPU(例:Core i5 13700K)の総コスト(3年)

本体価格:63000円+3年間の電気代:27000円=90000円

本体価格、電気代ともに大幅に上昇するため、3年間の総コストでは38000円の差が出ています。奇しくもCore i5 13500がもう1個買えてしまうほどの差です。

1日単位の電気代は大したことがなくとも、大多数のPCゲーマーが使用するであろう「3年」という単位でみると、かなりの差があることがわかります。

標準的なミドルレンジの電気代は?

最後に、「Core i5 13500」と「RTX3060」という標準的なミドルレンジPCの電気代も計算してみましょう。

なお、ここではCPUとグラボ以外の電気代をあえて無視しています。厳密にいえば含めるべきなのですが、ゲーミングPCの電気代は事実上この2つのパーツで8割を占めるため、単純化のためにその他のパーツは無視しました。

  • 1時間あたりの電気代: 約5.88円
  • 1日あたりの電気代: 約47円
  • 1か月あたりの電気代: 約1410円
  • 1年あたりの電気代:約16920円

ミドルレンジでも電気代は年間約17000円。実際には、モニターやファンの電気代も入るため、年間で2~3万円といったところでしょうか。

3年間の合計で10万円近い電気代を払うことも珍しくなさそうです。これがハイエンドとなれば、3年間の電気代だけで20万円近くになる可能性もあります。

ゲーミングPCの電気代は普段あまり意識することがないのですが、非常に大きなランニングコストがかかることを覚えておきたいですね。

電気代だけで、次のマシンが買えてしまうほどの差が生まれますから。

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