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Twitterの画像データ無劣化アップロードの方法と条件

   

Twitterは代表的なSNSとして多くのユーザーが利用していますが、アップロード画像の品質が低く写真に重点を置いた他のSNSとは分けて使われることが多くあります。

実際にTwitterの画像は様々なルールに基づいて自動変換され、画質よりもファイルサイズを優先する関係で風景写真やポートレートの拡散には不向きです。しかし、条件付きながら写真も劣化を最低限に抑えてアップロード可能になりました。そこで今回はTwitterの画像データ無劣化アップロードについてご紹介します。

2019年12月以降は自動変換による画像劣化を回避可能

Twitterで画像を劣化させずに投稿するにはPNG形式で900ピクセル×900ピクセル以下という厳しいルールに従う必要がありました。

しかし2019年12月からは特定の条件を満たせばJPEGもユーザーがアップロードしたファイルがそのまま公開され、Twitter側による再圧縮の影響を受けなくなりました。これにより写真を高画質で公開しやすくなりました。

JPEGは長辺4096ピクセル以下で5MB未満が無劣化の条件

JPEG形式でTwitter側による再圧縮を回避するには、長辺4096ピクセル以下で5MB未満に抑える必要があります。4Kモニターでも4096ピクセルは横幅いっぱいのサイズなので、PNG形式の900ピクセル制限と比べると雲泥の差があります。

ファイルサイズに関しては画像の内容と圧縮率に左右されますが、ユーザー側で調整できるため上手に調整すれば高画質なJPEG形式の写真を投稿できます。

JPEGの圧縮率とファイルサイズを調節するには専用のソフトウェアが便利

今回のファイルサイズ5MBという目標をクリアするには圧縮率を変えながら、生成されるファイルの容量をチェックすることになりますが、専用のソフトウェアを使えば一発で個々の画像ファイルに最適な圧縮率を知ることが可能です。

昔からWEBサイト作成時などにJPEG形式のファイルサイズを調整するニーズがあり、多くのフリーウェアが存在します。ファイルサイズを指定し、その容量に合わせた圧縮率でJPEG形式へ保存するソフトウェアや、画像に発生するノイズを見ながら圧縮率を変更できるソフトウェアなど様々です。これらを活用すれば誰でも高画質で再圧縮されないJPEG形式画像を短時間で準備できます。

PNGは従来通り900ピクセルとファイルサイズの壁がある

JPEG形式については大きく仕様改善しましたが、PNG形式についてはこれまで同様に900ピクセルを超えた場合はJPEG形式に変換した場合と比較し、容量が軽い方で投稿されます。

イラストなどであれば色数を256色に抑えてPNG形式のまま投稿出来ますが、写真の場合はPNG形式で保存してもファイルサイズで引っかかり安く全く現実的ではありません。

まとめ

これまでイラスト以外の画像に弱かったTwitterですが、今回の緩和策により高画質な写真投稿が可能になりました。

写真に特化した他のSNSと比較するとアルバム表示など足りない部分もありますが、長辺4096ピクセル以下で5MB未満という条件は解像度・画質面で十分な水準と言えます。これを機にとっておきの写真を無劣化で投稿してみてはいかがでしょう。

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