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パソコンの用紙設定で混同しやすいISO規格とJIS規格の用紙サイズ
パソコン周辺機器やソフトウェアは英語圏で開発し、各国向けにローカライズされることが多く世界的に一般的な規格とローカルな規格に両対応していることが珍しくありません。
プリンターも用紙設定は日本向けの用紙だけでなく、英語圏で一般的な用紙もプリセットされており、ユーザーはプリセットの中から自分が必要とするものを正しく選択できなければ思った通りの印刷結果にはなりません。
しかし、一部の紙サイズには同じ名称であるにも関わらず全くサイズが異なる物も存在します。そこで今回はパソコンの用紙設定で混同しやすいISO規格とJIS規格の用紙サイズについてご紹介します。
日本で使われる紙のサイズはJIS規格で決まっているが一部はISO規格と共通
紙のサイズは日本独自のJISと世界統一のISOが存在しており、それぞれサイズを決定する元となる基準が異なります。そのため同じ用紙の名称であってもJIS規格とISO規格ではサイズが異なり、用紙設定を間違えてしまう要因になっています。
A4などのA版に関してはJIS規格・ISO規格共に同じサイズを採用しているため問題になりにくいですが、プリンタードライバをWindows Update経由でインストールするとISO規格の用紙設定しかないプリンターとしてインストールされてしまい、正しい用紙設定が出来ない現象に陥ってしまう場合もあります。
B版はJIS独自のサイズでISO規格より少し大きい
B版はJIS規格とISO規格でサイズが異なり、JIS規格の方がやや大きく決められています。日本以外では中国と台湾で同じサイズを採用しており、ローカルな規格となっている理由は江戸時代の公用紙「美濃和紙」を元にB版を作成したためです。
プリンター設定でもB版はJIS規格とISO規格でプリセットが個別に存在し、JIS規格の方だけ用紙サイズ名の後に明記される場合が一般的です。
プリンター設定で用紙設定がISO規格になっていると印刷エラーや一回り小さく印刷されてしまう
WordやExcel側でいくら正しく用紙設定を行っていてもプリンター側のプリセットをISO規格に合わせていると縁なし印刷の失敗や印字位置ずれといったトラブルの元になります。
特にパソコン初心者だとJIS規格とISO規格の違いに気付けず原因を特定しにくくミスプリントも増えがちです。しかもB5サイズならISO規格では「B5」、JIS規格では「B5(JIS)」と分けて表示されるため、延々とB5を選び続ける罠にはまりやすい点も厄介です。
まとめ
日本に住んでいる限りISO規格のB版を使用する機会はほぼ皆無ですが、グローバル展開されているプリンターやソフトウェアではJIS規格・ISO規格共にすべての用紙がプリセットされています。
ユーザーはJIS規格を使用することを知ってさえいれば問題ありませんが、規格の存在を知らずにパソコンやプリンターを使い始めた際に標準設定がISO規格になっていると最初からつまずく原因になってしまいます。
もしB版の印刷設定で上手くいかない際はJIS規格側に設定されているかチェックしてみることをおすすめします。