どすらぼ

ドスパラのおすすめパソコンを本気で評価

*

※当ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

USBケーブルを10m以上延長できるUSBアクティブリピーターケーブル

   

USBは信号が減衰しやすく、3mを超えるとバスパワーで動作する機器は動作しない他、認識しないトラブルが急増します。そのためUSBエクステンダーなど高価な機器を使用しインターフェイスを変換するしかありません。

しかし、USBアクティブリピーターケーブルと呼ばれる特殊なケーブルを使用すれば安価にUSBを延長することが可能になります。そこで今回は、USBケーブルを10m以上延長できるUSBアクティブリピーターケーブルについてご紹介します。

USBアクティブリピーターケーブルは信号を増幅し減衰による影響を軽減する特殊ケーブル

一般的なUSBケーブルは長いほど信号が減衰するため3mを超える延長ケーブルは使用できず市販されていません。仮に延長ケーブル同士を繋ぎ合わせてもパソコン側で認識出来ないなどのトラブルに見舞われます。

しかし、USBアクティブリピーターケーブルは減衰した信号を専用回路で増幅し再送信するため3mを大きく超えてUSBを延長可能になります。USBアクティブリピーターケーブルは一本で20mや30mの製品もあり、ケーブルに途中には専用回路が複数実装され減衰と増幅を繰り返しながら信号を伝えます。

エクステンダーと違い安価で長さの調整も可能

USBアクティブリピーターケーブルは数千円から購入でき、LANケーブルに変換する一般的なエクステンダーの半額以下で導入可能です。更に専用回路の性能次第ではUSBアクティブリピーターケーブル同士を繋げることもでき、5mや10mのUSBアクティブリピーターケーブルを組み合わせて無駄なく導入可能な他、後から分離して使用するなど応用が効きます。

しかも最大で40mも延長することが可能なため、遠い場所にしか設置できないプリンターなどに便利な存在です。エクステンダーもLANケーブルの長さを変えることで調整可能ですが、LANケーブルを自作しない限りLANケーブルごと買い換える必要があります。

USB3.1など高速通信やバスパワー駆動が必要ならエクステンダーの方が総合的に有利

USBアクティブリピーターケーブルはUSB3.1仕様になると一気に販売価格が上がり、エクステンダーとの価格差がほとんどなくなります。

更にWEBカメラやヘッドフォンといったUSBから電源供給を受けるバスパワー駆動が必要な機器はUSBアクティブリピーターケーブルでは使用できず、ACアダプター付きのUSBハブで電力を補う必要があります。

もし離れた場所でUSB接続のバスパワー駆動製品や外付けストレージを使用したいならあらゆる面で万能なエクステンダーの方が最適です。

まとめ

USBアクティブリピーターケーブルはUSBエクステンダーよりも安価にUSBを延長可能にします。その一方でバスパワー駆動や高速通信は苦手という面もありますが、用途がマッチすれば手軽かつ確実にUSBを延長できる手段です。

もしUSBケーブルが届かない場所で使用したい周辺機器があるならUSBアクティブリピーターケーブルの導入を検討してみることをおすすめします。

 - ブログ