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国産オンラインストレージ「TeraCLOUD」の特徴

      2021/01/21

海外企業が運営するオンラインストレージが主流な中、国産のオンラインストレージも誕生しています。主立ったオンラインストレージはAmazon やGoogleのクラウドサービスを使用しており、大規模障害の影響を受けがちですが小規模な国産オンラインストレージでは自社サーバーなどで運営されているものが多い傾向にあります。

その分、障害発生件数はやや多いもののメジャーなオンラインストレージで起こりがちな長時間に及ぶサービス停止に遭遇するリスクは低い場合もあります。

さらにユニークな差別化を行っている国産オンラインストレージもあり、一部のユーザーにとっては貴重な存在となっています。そこで今回は国産オンラインストレージ「TeraCLOUD」についてご紹介します。

ファイルサイズ無制限な珍しいオンラインストレージ

オンラインストレージがNASに劣る要件のひとつに1ファイル当たりのファイル容量制限です。例えばDropboxなら350GB、OneDriveも2021年1月に100GBから増えたことがリリースされましたが250GB止まりです。

一方TeraCLOUDでは容量制限がないため未圧縮の4K動画やHDDイメージなど巨大なファイルを分割することなく扱うことが可能です。1ファイル当たりのファイル容量制限が原因でオンラインストレージを運用できなったケースでもTeraCLOUDなら安心して運用できるため、個人・企業ユーザー問わず便利な機能と言えます。

WebDAV対応や削除データの参照など必要な機能は一通り網羅されている

ファイル容量無制限以外の仕様は、オンラインストレージとしては一般的なWebDAV対応・過去の削除や変更を行ったデータの参照があります。

有料プランは紹介したユーザーがアカウント登録を済ませるとストレージ容量が2GB追加されるサーブスもあります。しかし過去データの参照は2週間前までしか遡れず、競合他社よりもやや短めです。

長期契約者には容量UPサービスもあり

有料プランは1ヶ月ごとにストレージ容量が10GB増えて最大600GBが追加されます。600GB追加されるには5年間かかってしまうため、その時のクラウドストレージ事情次第ではありますが長期契約者の優遇を行っているオンラインストレージは貴重な存在です。

仮に最も安価な月額880円の300GBプランを選択した場合、一年後には3割増しの420GBになることを考えると十分お得なのではないでしょうか。

3TB・10TBプランは大手の競合他社よりも安価

TeraCLOUDは月額1,320円の3TBプラン、月額4,400円の10TBプランがあり2021年1月現在個人ユーザーが契約できるオンラインストレージとしてはDropboxやGoogle Driveよりも安価な部類に入ります。

前述のファイル容量無制限という仕様から見ても大容量ファイルの保存や送信に適しており、これまでNASしか選べなかったユーザーもTeraCLOUDなら代替サービスとして十分使えるスペックと言えます。

まとめ

オンラインストレージがNASやリムーバブルストレージにかなわない1ファイル当たりの容量制限は利用の幅を狭め、分割と結合に膨大な時間を費やすため敬遠するユーザーもいました。

しかしTeraCLOUDなら主流なクラウドストレージサービスよりも安価で安全にNASと同じような使い方が可能です。特に動画やバックアップイメージなど分割したくないデータを扱うことがあるなら便利なTeraCLOUDの利用を検討してみることをおすすめします。

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