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ipad9世代と10世代の差をゲーム用途で検証
2024年11月現在、新品で入手可能なipad無印版は第9世代と第10世代の2種類です。
ipadの無印版はコスパが高いうえに十分なゲーミング性能を持っていて、今でも売り上げの上位を占めているほどの人気。
ネットでは「第9世代で十分」「やっぱり第10世代のほうがいい」と意見がさまざまですが、両方を触る機会があったので比較してみました。
第9世代ipad vs 第10世代ipadの差
結論から言うと、「タイトルによるが、ゲーミング用途で顕著な差はない」という結果になりました。
私は「IDLE HEROES」というスマホゲーをプレイしているのですが、このタイトルでは9世代でも10世代でも描画の滑らかさは全く一緒です。
友人に「原神」をプレイしてもらいましたが、やはり顕著な差は見られず。
無印版の第9世代ipadと第10世代ipadでは、処理能力が10~15%ほどしか変わっておらず、ゲーミング用途での差がみられるほどの性能差はないようです。
ただし、以下のように「プレイ品質」については差がありました。
・ベゼルが細く画面が広い分、10世代のほうが没入感がある
・9世代はスピーカーが1か所だが、10世代は2か所なので音の品質はかなり上
あと、よく言われるホームボタンの有無。第9世代ipadはホームボタンがありましたが、第10世代では省略されてしまいました。
ホームボタンを押してホーム画面に切り替えられた9世代に対し、10世代は画面下部のバーを下から上にスワイプする必要があります。
これがプレイの邪魔になるという話題がネットで見られました。しかしこれは「AssistiveTouch(アシスティブタッチ)」を有効にすることで解決します。
ご存じの方も多いと思いますが、iOSには画面上にさまざまな機能を持った仮想的なボタンを配置できるAssistiveTouchが搭載されています。
画面上の半透明のボタンに「シングルタップ=ホーム」「ダブルタップ=戻る」「長押し=アプリ一覧」などを割り当てることができ、これがホームボタン以上の働きをしてくれるのです。
実際にゲームをプレイ中でもこのボタンは有効になっていて、いつでも押せます。また、ドラッグしながら好きな位置に移動できるので、プレイの邪魔になりません。
ということで、操作性についてはホームボタンがなくても全く問題ないですね。
微妙なスペック差と価格差を許容できるなら第10世代がおすすめ
正直なところ、重量級の3Dゲームをプレイしないならばどちらを買っても損はありません。
ただし、第9世代ipadはリリースから3年が経過、一方の第10世代は2年です。
スペックについても、第9世代が「A13 Bionic」、第10世代は「A14 Bionic」と1世代の差があります。
たった15%ほどとはいえ、余裕があるのは間違いなく第10世代。発売当初は7万円だった価格も、現在は58000円強まで下がりました。
第9世代との差は1万円ですが、スピーカーが増設されたことや画面が広く感じることなどを考慮すると、第10世代を買ったほうがいいのかなーと感じます。
実は私も、2週間ほど前に第10世代ipadを購入しました。想像以上に使いやすく、なによりも「カメラが横向きに対応している」のでZoomやライン通話がやりやすいですね。
無印ipadは非常にコスパが良いゲーミングデバイスです。個人的にはiPhoneよりも満足度が高いので、ぜひサブ端末として検討してみてください。