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マルチモニターで横置き縦置きを併用するときのコツ

   

PCユーザーはPCの使用歴が長くなるほどに「マルチモニター率」が高くなる気がします。

私もかれこれ10年以上、モニターは常に2枚以上ですね。しかし、最近になって「2枚目以降のモニターを縦表示にする」機会が増えてきました。

そこで課題になってくるのが、モニターのセッティングです。今回は「縦・横混在の環境」でストレスなくPCを使うためのコツについて紹介します。

縦表示って本当に必要?

まず、この記事を読んでいる方が感じているであろう疑問について触れておきますね。それは「モニターの縦表示は必要か?」という点です。

これについては、明確に「必要」だと回答できます。なぜなら、スマホ全盛時代に突入してから、以前よりも「縦スクロール」の機会が増えているからです。

スマホが普及する前は、モニターがどんどん横長になっていった時代でした。今ある16:9のモニターは、2000年代の初めに急速に広まったのです。

それまではスクウェア型(つまり正方形型)が主流だったのですが、PCが普及するにつれてWebサイトもどんどんふえ、「横の作業領域が増えたほうが人間の視界に似ているので自然だよね」という意見が強くなった気がします。

この流れを受けて、モニターは「横長の16:9」が主流になりました。しかし、2000年代終盤からスマホが一気に普及したことで「縦長」のコンテンツが増え始めます。

例えばスマホゲームの大半は縦長の表示ですし、フリマサイトなどもスマホに最適化された表示ですよね。当然こうしたサイトは、PCでも閲覧できるわけですが、効率が悪いのです。

タブレットを買えばよいという意見もありますが、タブレットとPCで操作が2系統になるのは面倒ですし。ということで、作業用の横表示モニターと閲覧専用の縦表示モニターの組み合わせが鉄板だと思います。

ほとんどのWebサイトは16:9の表示でみると横があまるので、実際は縦表示のほうがしっくりきますしね。スクロールの頻度が減るのは予想以上に楽なのです。

縦→横の切り替えを頻繁にするなら?

ただし、ここでもう一つの問題が出てきます。それは「設定が面倒くさい」ということですね。

縦表示が可能なモニターというのは、特に珍しい存在ではありません。普通のモニターを買ってきて、背面のVESAマウントとモニターアームを使って90度回転させれば良いだけですから。

しかし、内部のセッティングはその都度変えなくてはいけません。具体的にはディスプレイ設定で「メインを縦に」「サブを横に」とポチポチやるわけですが…これがとても面倒なのです。

そこで活躍するのがフリーツールである「Monitor Profile Switcher」です。このソフトは、いくつかの設定をモニターごとに保存しておき、ワンタッチで切り替えられるという優れもの。

毎回ディスプレイ設定を開く必要がないので、とても楽ですね。個人的にはもう手放せないです。スタートアップに登録しておくとPC起動と同一タイミングですぐ使えるので、何のストレスもありません。

「メインモニターで作成した資料を、サブモニターの縦表示で確認する」といった作業、もしくはこの逆のパターンで頻繁に使います。

縦表示は古いモニターでも大半が対応

SNSやスマホゲームのエミュレーター、動画サイトの閲覧など、縦表示は予想以上に使うシーンが多いです。

古いモニターでもほとんどが設定で90度回転に対応しているので、ぜひ活用してみてください。メインモニターはゲーム、サブモニターは縦表示でブラウザ・Discord・SNSなど、ストレスフリーな環境構築に役立ちますよ。

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