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BTOパソコンは延長保証をつけるべき?つけるならどの程度の期間・年数がおすすめ?

   

BTOショップでPCを購入する際に、オプションとして選択できる「延長保証」。通常、1年や半年である「無償修理サービス」の期間を延長できるというものですが、果たしてこのオプションは必要なのでしょうか?また、つけておくとしたらどの程度の期間にしておくべきなのでしょうか?

本記事では、BTOパソコン購入時における「延長保証」について、詳しく解説していきます。

パーツを取り替えられるなら延長保証は必要ない?

「PCの自作経験もあるし、壊れたらパーツを自分で取り替えるから延長保証はいらないな」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言うと、パーツ換装の知識がある方も保証は付けておくべきです。

理由としては、そもそもパーツの交換も含めて修理費がタダ(サービスによって送料がかかる場合はあります)という点が挙げられます。自分で換装するにしても、パーツが手元になければ購入するしかありませんので、パーツ代金もタダというのは故障時に大きな助けとなります。

延長保証をつけない場合の修理代金

もし延長保証期間外に故障した場合、基本的には有償での修理となります。

有償修理の場合の修理費用は、だいたい以下のサイトの料金が最も相場に近い価格かと思います。参考までにご覧ください。

パソコンのお医者さん パソコン修理サービス
http://stretch.main.jp/taiou2.htm

デスクトップPCであれば、マザーボードの交換やHDD交換&リカバリといったハードウェアの故障が2~3万円、データ復旧やスパイウェア駆除などのシステムトラブル復旧が1万円前後とみてよいでしょう。

ノートPCには必ず3年程度の延長保証を

ノートPCに長めの保証を付けたほうが良い理由はこの修理費用の高さにあります。ノートPCが故障して、自力で修理できるスキルを持つ方はそう多くないかと思われますが、ノートPCを有償修理に出す場合、概ねデスクトップの修理料金の2倍近くはかかると見ておくのが正しいです。

特にノートPCのマザーボードの交換などは非常に手間がかかり、また高性能なマザーボードであればあるほど、パーツの調達のコストもかかります。買い替えたほうが良いレベルの金額を見積もられることもしばしば。

そのため、一年足らずで使い潰すつもりでなければ、ノートPCには必ず長めの保証をつけておきましょう。

延長保証は2~3年がおすすめ。3年以上の使用は買い替えも視野に

PCのスペックは日進月歩です。現行のハイエンドマシンが、一年後にはミドルレンジ扱いされているという現象は何ら不思議なことではありません。そういった業界ですから、3年というのは一台のPCが役目を終えるのに十分な期間であるといえるでしょう。

そもそも、BTOでPCを購入するという方は、ゲームやCG制作など、GPUが必要になるような高負荷の作業を行うために買われることがほとんど。使っているPCのスペックが物足りなくなってきた時は、故障する前に買い換えることも視野に入れておきましょう。

大前提として掃除はこまめに

ここまで、もしもの時のための延長保証は重要だと述べましたが、そもそも故障しないよう常日頃からクリーニングやメンテナンスを習慣化しておくことは、延長保証をつけるより重要です。

PCケース内、特にCPUクーラーやファンについているホコリは、換気を妨げ、ケース内に熱が篭もる原因になるのでこまめに除去しましょう。システム面に関しても、不要なソフトウェアを常駐させすぎていないか、ウイルス対策は万全か、など定期的にチェックしておくと、PCのトラブル率を低下させることができます。

備えを万全にして、快適なPCライフを楽しみましょう。

>> ドスパラの保証やサポートについてまとめてみた

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