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リリースから約半年遅れでパッケージ版が発売されたWindows11

   

Windows10の後継であるWindows11は2021年10月に正式リリースを迎えましたが、これまでのWindows OSと異なりリリース日にDSP版やパッケージ版の販売が行われませんでした。パソコンパーツとセット購入出来るDSPはリリースの一ヶ月後に発売されたものの、パッケージ版は数ヶ月経っても一向に発売されませんでしたがやっと2022年4月に販売が開始されました。そこで今回は、リリースから約半年遅れでパッケージ版が発売されたWindows11についてご紹介します。

通常パッケージ版が発売され、ライセンスを移動出来るようになった

DSP版はパソコン本体やパーツにライセンスが結びつく関係で全く別のパソコンへWindowsライセンスを移すことが出来ませんでした。実際にライセンスを移動して再認証が必要になった際は電話認証や日中に直接オペレーターとやり取りを行う必要もあり、頻繁にパーツの入れ替え等を行うユーザーやパソコンを買い換える度にOS代を負担したくないユーザーはパッケージ版を好む傾向があります。今回、パッケージ版とDSP版が揃ったためユーザーは自分に合ったライセンスを選択可能になりました。なおHomeエディションは約4,000円、Proエディションは約8,000円ほどパッケージ版の方が高くなっており、この価格差は従来通りです。

Windows11へのアップグレードサポートは2022年10月が一区切り

Windows11へのアップグレード対象期間は明確にされていませんが、アップグレードサポートに関しては2022年10月まで継続するというアナウンスが行われています。Windows10リリース時はアップグレード対象期間が設定されたものの、期間終了後も実際にはアップグレードが可能でしたがWindows11については不透明な部分が多いというのが実情です。Windows10のようにずっとアップグレードが可能という可能性もある一方で、MicrosoftアカウントとOSライセンスを紐付けるなんらかの仕組みが新たに登場し期間限定のアップグレードになる可能性も十分にあります。

Windows Updateなど従来通りに使用するなら最小要件は満たす必要あり

Windows11はIntel Core 第8世代以上がサポート対象であり、それ以前のCPUは非サポートな他にもTPM2.0等の要件が追加されていることも特徴の一つです。これらの最小要件を満たさなくとも強引にWindows11を導入可能ですが、導入後のWindows Updateが提供されず実際には使用できなくなる機能が導入目前とみられています。Windows11は1年ごとに大きくバージョンアップされ、バージョンごとに2年間と細かくサポート打ち切りが設定されている関係でWindows Updateがない=OSのサポート打ち切りを意味します。当然セキュリティリスクや様々なソフトウェアが動作しないリスクもあり、最小要件を満たせないユーザーは買い換えが必須となりそうです。

まとめ

今回、リリースから7ヶ月後にやっとパッケージ版が販売開始されたことで、ユーザーが買い方を選べるようになり、ライセンスの問題で導入を控えていたユーザーも改めて検討可能になりました。Windows11はリリースから日も浅く、多くの機能が追加されていることもあり賛否両論ありますがWindows10のサポート終了が2025年10月に決まっている以上、Windows11への移行は避けられません。もしまだWindows11へ移行できていないならライセンスの自由度が高いパッケージ版で前向きに導入を考えてはいかがでしょうか。

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