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3Dモデルを自由にWEB公開できるSketchfabとは

   

複数の画像から3Dモデルを作成する方法は日々進化しており、ドローンの空撮写真から地形を3D化したりスマートフォンを使って様々なものを気軽に3D化できるようになりました。

こうして作られた3Dモデルは個人で楽しむだけでなく、企業のPRにも活用できますが3Dモデルを自由に閲覧してもらうには専用のソフトウェアを導入する方法が一般的な上、高いマシンスペックも要求されがちです。

そこで今回は3Dモデルを自由にWEB公開できるSketchfabについてご紹介します。

Sketchfabは3Dモデルに特化した公開用プラットフォーム

Sketchfabはユーザーが作成した3Dモデルを投稿・公開できるプラットフォームとして誕生しました。低スペックマシンでも閲覧は可能でスマホやタブレットでも好きな角度で3Dモデルを閲覧可能です。

またVRモードにも対応しているのでスマホ用のVRゴーグルで見れば更に立体的に見ることもできますが、AR表示には非対応となっています。

投稿可能な3Dモデルデータは形式はFBX、OBJ、STLといった代表的なものから無償で使える3DモデリングソフトウェアのBlender専用フォーマットにも対応しています。

3Dモデルは個人で販売も可能

Sketchfabは投稿した3Dモデルを販売することも可能であり、価格はユーザー自身で決定し収益を得ることが可能です。無料会員では月に1回しかアップロード出来ず、50MB未満の3Dモデルに限定されるため極端に高品質なデータや地形など大規模なモデルは投稿出来ません。

しかし、お気に入りの3Dモデルを時々公開する程度なら問題なく、有料プランも月額7ドルからと安価に設定されているので3Dモデルが溜まってきたら一気に公開と販売に挑戦するものよいでしょう。

SNSへの投稿は一手間かかる

ユーザー数がうなぎ登りに増えているSketchfabですが、Sketchfabへ投稿した3DモデルをSNSに掲載するには一手間かかります。それは3Dモデルに対応したSNSサービスがなく、3D表示で動かしている動画を投稿しなければ相手に3Dであることが伝わらないためです。

Sketchfabへ投稿し動いている動画を撮影、その動画とSketchfabへの短縮URLまで載せないとSketchfabへ誘導が出来ずとてもスムーズとは言えません。

スマートフォンの高性能化で3Dスキャンが身近になりつつある

AppleのiPhone12 ProやiPad Proは3D用のLiDARスキャナが搭載されており、対象物の動画を撮る感覚で3Dスキャンが可能です。

従来は360度あらゆる角度からの撮影データがないとまともな3Dモデルは出力できませんでしたが、LiDARスキャナにより誰もが手軽に高品質な3Dスキャンモデルを作成出来る時代が到来しています。

もちろんSketchfab上にもiPhoneなどでスキャンされた3Dモデルは多数アップロードされており、写真と見間違うほどリアルな3D体験が可能です。

まとめ

3D系ソフトウェアメーカーが運営する公開用のプラットフォームは以前から存在していましたがビューワーとしての機能が弱く、一般ユーザー向きではありませんでした。

その点、Sketchfabは万人受けする公開プラットフォームとして完成度が高く、力作の3Dモデルを売りたいユーザーの力にもなってくれます。これからは写真だけでなく、3Dで記録に残す新しい時代の幕開けをSketchfabで感じてみてはいかがでしょうか。

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