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PCケースは白or黒のどっち?それぞれの主張をまとめる
PCケースの色といえば黒を思い浮かべる方が多いと思います。実際に大手BTOメーカーのゲーミングPCは、大半が黒いケースを採用していますしね。
一方、自作派の中には白で統一する方が結構います。友人や知人の話を総合すると、黒派・白派のどちらも言い分がはっきりしていて中々興味深いものでした。
そこでPCケースの色における2大勢力それぞれの主張をまとめてみたいと思います。
黒派の主張
まず黒派の主張です。
・黒は無個性に近いが、逆を言えば何年たっても飽きが来ない
・PCはいったん設置してしまうとインテリアの一部なので、主張しすぎる色は良くない
・鉄っぽさや機械っぽさが武骨さを演出していて、かっこ良い
黒派は「あくまでも道具なのだから、無個性かつ武骨なぐらいでちょうどよい」という意見が多かったですね。
実は私もPCケースの色は黒派で、今まで黒以外のPCケースをほとんど使ったことがありません。なので、彼らの言い分はとても良くわかります。
しかし、黒は無個性である一方でとても強い色で、どこのメーカーが作ったケースも同じに見えてしまうという弱点があります。
無個性なのが良いと言っておきながら、没個性なことを気に病む…というのは少し矛盾しているのですが、せっかく選びに選んだPCケースが他の廉価モデルと同じに見えてしまうのは残念ですよね。
また、「汚れが目立つ」という黒ならではの弱点もありますし。最近は別に黒にする必要もないのかな…と考えるようになりました。
白派の主張
続いて白派の主張です。
・清潔感があるし単純に白いだけで高級に見える
・黒よりも目立つが、うるさい感じがしない、落ち着いているしさわやか
・ケースだけ白で、ファンやラジエータ、マザーボードは黒にするとコントラストがはっきりしてカッコいい
・LEDやRGBのパーツとの相性が抜群
白いケースを好む方々は、道具としての実用性よりも見た目のスタイリッシュさを重視するようです。
また、黒よりも印象が軽く、「部屋の中に黒くて大きい物体を置きたくない」という方には最適な色だと思います。
ただし、白も黒と同様に汚れが目立ちますし、環境によっては黄ばみやくすみが目立つようになりますので、黒よりもメンテナンスが大変かもしれません。
特にプラスチック製のパーツを多用しているケースの場合は、非常に黄ばみやすいので注意が必要ですね。アルミで白、といった場合にはほとんど気にする必要がありませんが。
BTOではほとんど見かけない白ケース
最後に入手性について触れておきましょう。白ケースはBTOメーカーのモデルでほとんど採用されていないので、もし白にこだわるのであれば自作がよいと思います。
ただ、自作は向き不向きがあるので、どうしても黒以外が良いという場合はケースだけを自分で購入して中身をまるごと移植してしまうのが良いでしょうね。
ちなみに最近ですとドスパラのクリエイターブランド「raytrek」がシルバーのケースを採用していますが、これもかなりスタイリッシュ。
個人的には、長く使うならヘアライン加工のシルバーもおすすめです。道具としての実用性とスタイリッシュさを両立しやすい色だと思います。なおかつ、シルバーは汚れも目立ちませんし。
PCケースは、黒以外を選ぼうとすると途端にハードルが上がりますが、予算や部屋の色調と相談しながら自分好みのケースを選んでいきたいですね。