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ノートPCのバッテリーが飾り状態…対策は?

   

ゲーミングノートPCは持ち運びが容易なうえに、最近は性能がかなり向上しているので、非常に使い勝手が良くなりました。

一方で、バッテリー問題はやはり健在。バッテリーは経年劣化とサイクル劣化の2重苦があるので、どうしても本体よりも先に寿命がきてしまいます。

「バッテリーは付いているだけ」というお飾り状態になったとき、どう対処すべきなのでしょうか。

ノートPCのバッテリー寿命は「4年」程度

ゲーミングノートPCに限らず、ノートPCの一般的な寿命は「4年」程度です。これは、頻繁に充電と放電を繰り返した場合ですが、ほとんどバッテリーを使用していなくてもやはり5年程度でダメになります。

ちなみに、私の場合ですと最も早いケースで「2年半」程度でバッテリーが意味をなさなくなりました。具体的には「満充電でも1時間ももたない」「充電しても5%以上にならない」などですね。

電力さえ確保できればバッテリーは不要だが…?

バッテリーは電源から切り離された状態でのみ必要な部品です。コンセントやモバイルバッテリーなど電源が確保できていれば何ら問題ありません。

しかし、3%や5%で充電が止まってしまうとなると話は別です。ほんの少し移動させるだけでもシャットダウンのリスクがありますし、そもそも膨張のリスクもあるので放置は危険。

なので、お飾り状態になった段階で「ただの重し」と割り切り、対策を考えましょう。

最良の対策は「バッテリーだけ新品」

バッテリーは消耗品なので、メーカーでも在庫を確保していることが多いです。しかし、問題はその保証期間。

バッテリーの保証期間はだいたい「1年」に設定されることが通常で、本体の保証期間よりも圧倒的に短いのです。

1年でダメになるケースは稀ですが、毎日・複数回の充電と放電を繰り返していると意外に早く寿命が来るので注意です。

また、普通に使っていると3~4年は持つのですが、寿命が来た頃には保証期間が切れているのでどうしても有料交換になります。

そして、メーカー純正のバッテリーはかなり高いです。バッテリー単体で2万円前後であることが多く、なおかつ、バッテリー単体で購入できないこともあります。

つまり、強制的に「郵送もしくは持ち込み→バッテリー交換」という工程になり、3万円程度の出費になることも珍しくありません。ちょっと抵抗がありますよね。

代替案として互換品のリサーチも

そこでメーカー純正ではなく「互換バッテリー」に目を向けてみましょう。互換バッテリーとは、メーカー以外の企業が製造した同規格のバッテリーです。

スマホなどでも増えていますが、バッテリーを純正メーカーにするとかなり安くなります。

ちなみに互換バッテリーの一例ですが、

・NEC LaVie Lシリーズ互換バッテリー…6700円
・東芝 dynabook AZ45/C互換バッテリー…9000円
・HP ProBookシリーズ互換バッテリー…4500円

と、純正に比べてかなりリーズナブル。ただし、ノートPCの互換バッテリーは型番が完全に一致しないと使えない場合が多く、いわゆる「汎用品」のようなものは存在しません。

なので、ゲーミングノートPCの場合は探すのに苦労するかもしれないですね。ただ、見つかるのであれば互換品に変えてしまうのが良いでしょう。

非常用と割り切って最初から外して使う

消耗品なので、使用時間を最低限にして適切に保管すれば寿命は延びます。

ノートPCのバッテリーの場合、充電量を5~8割程度にした状態で直射日光や高温を避けておけば、劣化スピードはかなり遅くなりますね。

ただし、適度に充電して「過放電」にならないよう注意しなくてはならないので、手間はかかります。

普段はコンセントにつなぎっぱなしの据え置き状態で使うならば、バッテリーは必要ありませんから、手間を惜しまずお金をかけたくないならばこの方法が最適です。

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