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デスクトップPC+ノートPCの2台持ちはアリかナシか

   

私が自作PCに触り始めた15年以上前は、PCの2台持ちをする方が結構いました。しかし、今はかなり減ったような気がします。

その一方で、「デスクトップPC+ノートPC」の2台持ち体制に移行する方が少し増えてきたかなという印象もあります。

果たして、プライベートの用途でデスクトップPCとノートPCの2台体制はアリなのでしょうか。それともナシなのでしょうか。

テレワーク用途なら当然アリだが…?

コロナ禍によるテレワーク需要から、ノートPCが一時的に品薄になりました。

これは、仕事用として使うわけですから当然なのですが、ゲーミングノートPCも似たような動きになったのが印象的です。

ゲーミングノートPCは、一部のクリエイター職以外、仕事用として購入する人は稀ですから、何か他の要因があると考えるのが自然。

考えられる要因としては、

・外出を抑えた人々がゲームや動画配信サービスなどの視聴用に購入
・各種給付金などの影響で、それまで購入を控えていた人々からの購入が増えた

などが考えられますね。ただし、デスクトップとノートPCで2台もゲーミングPCが必要かと言われると、大半の人が「No」と答えると思います。

そこで、私が過去に見聞きした「ゲーミングPC2台持ち」を実行している例から、デスクトップ+ノートの2台持ちによるメリットを紹介したいと思います。

複垢に個人パーティー…「ガチ勢」は2台持ちが結構いる

「ゲーム廃人」と呼ばれる人々は昔からいますが、その中にはデスクトップPCとゲーミングノートの2台持ちがそれなりにいました。

彼らがなぜ2台もゲーミングPCを使うかというと、次のような理由がありました。

単独でパーティーを組みたい

人気タイトルの中には、「パーティー必須」のものが結構ありますよね。ゲーム自体は単独で進められても、重要なクエストはパーティーが必須な例は少なくありません。

つまり「MO」的な要素なのですが、個人プレイを好むガチ勢の中には、この「パーティー強制」を酷く嫌う人がいます。

例えば、「アタッカー」「タンク」「ヒーラー」という3職が必要な場合、アタッカーだけが溢れており、タンクとヒーラーが不足しているケースでは、タンクとヒーラーを集めるだけで時間がかかるわけです。

そこでメインPCで「タンク」を、サブPC(ノートPC)で「ヒーラー」をプレイするというスタイルにたどり着くのだとか。かなり操作スキルが必要ですが、本当に難しいときはサブPC側を家族に操作してもらっていたそうです。

このような感じで、「簡単に集まらない職をあえて一人でこなす」ことで、サクサクとパーティー強制クエストを終わらせ、またソロプレイに戻るという方が結構いましたね。

最大効率で育成するため

上の例の発展版ですが、キャラ育成自体を効率化するために複数のPCを操る人もいました。

例えばアタッカーを育成する場合、ヒーラーとタンクも同伴したほうが高レベルのmobを安定して倒せるために、育成効率が高くなります。

サブPC(ノートPC)でアタッカーを放置しておき、メインPCのタンクで高レベルmobを集めてきて、ある程度mobが溜まった段階でアタッカーを操作するわけです。

一台のPCでも可能なのですが、誤操作やウィンドウ切り替えの手間がある関係で、PCごと分けたほうが楽とのこと。

私もこれはよくやりましたが、確かにデスクトップPCのモニターのそばにノートPCを置いて交互に操作すると、意外と楽でしたね。

放置育成キャラを外出先からモニタリング

最近のMMOの中には「自動狩り機能」をもったタイトルがあります。これは公式が提供する機能ですが、ごく稀に狩りが途中で終わってしまったり、mobにやられたりします。

当然ながら狩りは中断するわけですから、育成効率は落ちますよね。これを防ぐために、「TeamViewer」のようなモニタリングソフトをインストールし、外出先のゲーミングノートPCから監視するという方法があります。

スマホでも可能なのですが、負荷や作業効率の関係から、ノートPCのほうが便利ですね。ゲーム以外でも単純に自宅のPCをリモート操作できるため、非常に汎用性が高いのです。

意外と多い2台持ちの理由

このように、一見あまり意味がないように見える「デスクトップ+ノート」の2台体制ですが、それなりに使い道はあるのです。

個人的にはアリかナシかと言われれば「場合によってはアリ」と回答しますね。単純に1台が故障した場合の予備にもなりますし、PCの2台持ちはまだまだ用途がありそうです。

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