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ハイコスパ「ASRock B650 PG Lightning Wifi」ドスパラ限定モデルとは

   

マザーボード価格の高騰が続いています。コロナ禍の前、2019年ごろまでは1万円台でハイコスパなマザーボードが沢山ありました。

しかし2024年現在、1万円台で購入できるマザーボードは軒並み廉価版。ミドルレンジが消滅しています。

その中で異彩を放つコスパ良好なマザーボードが、ドスパラ限定モデルとして出ていることをご存じでしょうか。今回はハイコスパなマザー「ASRock B650 PG Lightning Wifi」を紹介します。

17000円弱で買えるB650マザー「ASRock B650 PG Lightning Wifi」

早速ですが、2024年現在、コスパ最強クラスと言っても過言ではないAMD用マザーボード「ASRock B650 PG Lightning Wifi」を紹介します。

スペックは以下のとおり。(公式サイトからの転載です。)

AMD Ryzen 9000, 8000 および 7000 Series Processors対応
14+2+1 電源フェーズ設計, SPS
4 x DDR5 DIMMs
Dual Channel, 最大 7200+ (OC)
2 PCIe 4.0 x16, 2 PCIe 4.0 x1
グラフィックス出力オプション: 1 HDMI
Realtek ALC897 7.1 チャンネル HD オーディオ Codec, Nahimic オーディオ
1 Blazing M.2 (PCIe Gen5x4),
1 Hyper M.2 (PCIe Gen4x4),
1 M.2 (PCIe Gen4x2),
4 SATA3
1 USB 3.2 Gen2x2 Type-C (背面),
1 USB 3.2 Gen2 Type-C (前面),
9 USB 3.2 Gen1 (前面に 2 個、背面に 7 個),
8 USB 2.0 (前面に 4 個、背面に 4 個)
Phantom Gaming 2.5G LAN
802.11axe WiFi 6E + Bluetooth

ハイコスパなB650チップセット

B650チップセットは、AMDの600シリーズにおいて下から2番目のグレードです。

X670E…ハイエンド向け グラボ:PCIe5.0 1×16/ 2×8、ストレージ:PCIeR5.0 1×4
X670…ハイエンド向け グラボ:PCIe4.0 1×16/ 2×8、ストレージ:PCIeR5.0 1×4
B650E…ミドル~ハイエンド向け グラボ:PCIe5.0 1×16/ 2×8、ストレージ:PCIe5.0 1×4
B650…ロー~ミドルレンジ向け グラボ:PCIe4.0 1×16/ 2×8、ストレージ:PCIeR4.0 1×4
A620…ローエンド向け グラボ:PCIe4.0 1×16、ストレージ:PCIe4.0 1×4

ちなみに末尾「E」が付与されているのは、グラボ用のバスがPCIe5.0に対応している製品ですね。無印はPCIe4.0です。

下から2番目ということで低性能なイメージを持つかもしれませんが、十分にミドルレンジとして通用しますね。

正直なところ、PCIe4.0から5.0に移行しても現状はそれほど差を体感できませんし、「必要十分の少し上」の性能はしっかり確保できます。

逆にA620になってしまうと拡張性の面でかなり落ちてしまうので、B650が最低ラインというイメージで良いと思います。

さて、このB650搭載マザーボードですが、MicroATXならば1万円台の製品がそこそこあります。しかしATXとなるとほとんどありません。ボリュームゾーンは2万円台中盤。

その中で、ATXサイズでありながら17000円弱で購入できるのが、「ASRock B650 PG Lightning Wifi」なんですね。

ATXマザーボードでWifiモジュール搭載、しかも17000円を切る価格というのは、ありそうでない存在です。価格コムでも1位を獲得していて、久しぶりに良いマザーボードが出ているなあという印象。

低価格なのに8層基盤

じつはこの「ASRock B650 PG Lightning Wifi」、この価格で8層基盤という高品質ぶりも話題です。

通常、1万円代のマザーボードは6層基盤が多いのですが、8層になっていることで信頼性や耐久性が向上します。

層が増えると製造コストがあがるので、一般的には2万円台のマザーボードに採用されることが多いのですが、「ASRock B650 PG Lightning Wifi」はこの点でも特殊な存在ですね。

ドスパラ限定モデルなので、ドスパラのECもしくは実店舗でしか購入できないのがちょっと残念です。14+2+1の電源フェーズ設計、Ryzen9000シリーズへの対応とコスパは折り紙付きですので、ぜひ検討してみてください。

私は使う予定もないのにとりあえず1枚確保しました。

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