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「ネットサーフィン」は死語?今では使わないネット用語

   

インターネットは、私たちの生活に革命的な変化をもたらしました。ネット関連の新しい用語が次々と生まれ、私たちはそれらを使いながら未知のデジタル世界を探索していました。

しかし、時代の進化とともにそれらの言葉の多くは「死語」となり、新たなネット用語に取って代わられています。

そこで今回は、2000年以前によく使われていたネット用語の数々と、それらが「死語」になった理由、そして2020年以降の新たなトレンド用語を紹介します。

2000年以前に使われていたネット用語とその意味

ネットサーフィン

意味: ウェブサイトを次々と渡り歩いて閲覧する行為を指した言葉。

インターネットが一般家庭に普及し始めた90年代、ブラウザの普及により「サーフィン」のようにウェブページを行き来する楽しさを表現した比喩的な言葉でした。

ネチケット

意味: ネット上のエチケット(マナー)の略。インターネット上での礼儀やルールを守る重要性を指す言葉。

初心者が多かった90年代、ネットリテラシーを啓発するために使われた用語。

ダイヤルアップ

意味:アナログ電話回線を利用してインターネットに接続する方法。

「ピー、ガー」という特徴的な接続音が記憶に残る、当時の主流接続方式です。2024年現在ではほとんどのネットユーザーが体験することのない方式ですね。

メーリングリスト(ML)

意味: 登録者全員にメールを一斉送信できるシステム。

SNSやチャットツールが普及する前の主要なコミュニケーション手段の一つでした。いまでもメーリングリストは残っていますが、ビジネス用途がほとんどですね。

ホームページ

意味: 企業や個人が運営するウェブサイト全般を指した言葉。

インターネット黎明期、ウェブサイトという言葉よりも一般的に使われていました。「公式サイト」「オウンドメディア」「ブログ」などの用語に取って代わられており、あまり使われなくなりましたね。

これらのネット用語が「死語」になった理由

上記のネット用語が「死語」と呼ばれるようになった背景には、以下のような理由があります。

技術の進化による変化

「ダイヤルアップ」→「ブロードバンド」
高速な光回線やWi-Fiが普及したことで、ダイヤルアップは過去の遺物になりましたね。

「ネットサーフィン」→「検索」や「SNS閲覧」
ウェブの利用が目的別(ショッピング、情報検索、SNS)に分化したことで、単純な「サーフィン」の行為自体が少なくなりました。

あてもなくネット上をさまよう、という行為自体に時間をかける人がいなくなったので自然に消滅したというほうが正しいかもしれません。

「ネチケット」→「オンラインリテラシー」や「ネットモラル」
ネットが日常生活の一部となり、ネチケットという概念が当たり前になったことで特別に呼ぶ必要がなくなりました。ネットとリアルが融合し始めたことが原因です。

「ホームページ」→「ウェブサイト」
テクノロジーの進化に伴い、ホームページはサイトの一部分(トップページ)を指す言葉として限定的に使われるように。考えてみればホームページってあやふやな言葉ですしね。

2020年以降に登場した新たなネット用語

黎明期のネット用語が死語になっていく一方で、新しいネット用語も登場しました。

リモート疲れ

意味: リモートワークやオンライン会議の増加による精神的・身体的な疲労感を表す言葉。

新型コロナウイルスの影響でリモートワークが急増し、働き方に新たな課題が生まれたころに生まれました。

推し活

意味: 推し(応援するキャラクターや人物)を応援する活動全般。

SNSやYouTubeの普及により、個人が「推し」を共有・応援する文化が拡大。あらたなネット用語として台頭し、浸透しています。

沼る

意味: 特定の趣味やコンテンツに深くハマること。

特に若者を中心にSNS上で使用され、推しカルチャーやサブカルチャーの影響を受けて流行。「ハマる」よりも一段強い意味でつかわれることが多いですね。

ネット用語はこれからも変化する

言葉の移り変わりは、インターネットの進化を映し出す鏡です。ネット用語を振り返ることで、自分たちの生活がどのように変わってきたのかを再確認できる感じがしませんか?

次にあなたがネットで目にする新しい用語は、未来の「死語」になるのかもしれません。

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