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ファイルを安全に保管!おすすめのクラウドストレージサービス

   

最近のゲームはオートセーブや、チェックポイントからやり直せるようになっているなど、セーブデータについては気にすることが少なくなりました。とはいえインディーズゲームなどオートセーブに対応していないゲームもまだまだ存在します。ある日突然何らかの原因でセーブデータを失ってしまい、ゲームを最初からプレイしなおす羽目になる可能性もあります。セーブデータだけでなく、ゲームのコンフィグファイルや、大切なメモなどを保管しておくためのクラウドストレージサービスを紹介しておきましょう。

クラウドストレージサービスとは

クラウドストレージサービスとは、自分専用のインターネット上の貸金庫のようなものです。容量は上限がありますが、自分専用のアカウントには自由にファイルを保管しておくことができます。写真、音楽、動画といったマルチメディアファイルだけでなく、どんなファイルでも容量の許す限り、自分の外付けハードディスクのような感覚で使うことができます。容量さえあればゲームデータをまるごと置いておくことも可能です。

多くのクラウドストレージサービスでは無料と有料のコースが設けられています。ファイルの送受信スピードや扱えるファイルの種類など基本的な機能は同じですが、有料のコースは月々のサブスクリプションタイプが多く、使える容量が増量されていることがほとんどです。他にもパソコンからだけでなく、スマートフォンからもアクセスができるため、データのやり取りにも使えます。ファイルの公開設定を行うことで、違うユーザーにもファイルにアクセス許可を出すことができます。

クラウドストレージサービスにはウェブブラウザ上からアクセスするもの、専用アプリケーションで通常のフォルダのように使えるもの、その両方に対応しているものがあります。専用アプリケーションをインストールしておくことで、指定のフォルダにファイルをコピーすることで自動でクラウド上と同期してくれるものもあり、まるでパソコン上のローカルフォルダの感覚で使うことができます。

代表的な3大クラウドストレージサービス

代表的な3大クラウドストレージサービスを紹介します。もちろんこれらだけでなく、大小さまざまなクラウドストレージサービスが運営されています。

Dropbox

Dropboxは10年近くの運営実績があり、クラウドストレージサービスの火付け役にもなったと言えるほどです。
2GBまで無料で利用可能なBasicプラン、月々1200円のPlusプランと月々2400円のProfessionalプランでは1TBまで利用可能で、それぞれ機能が拡充されます。Windows、Mac、Linux、iOS、Androidからアクセスが可能で、専用アプリケーションをインストールすることで、自動同期にも対応しています。

Google Drive

Googleが運営するクラウドストレージサービスGoogle Driveです。Googleの提供するGmailやGoogleフォトなど様々なアプリケーションとのコラボレーションが大きなメリットです。無料のプランでは15GBまで利用が可能です。月々250円で100GB、月々1300円で1TB、最大で月々39000円で30TBまでアップグレードできます。ウェブ上からのアクセスはもちろん、Windows、Mac、iOS、Android版の専用アプリケーションも用意されています。

OneDrive

OneDriveはMicrosoftが運営するクラウドストレージサービスです。5GBまで無料で使え、Office製品とのコラボレーションで1年間1TBに無料で増量されるサービスもあります。3大クラウドストレージサービスのひとつとして数えられることが多いが、ほかの2つのサービスに比べ少し見劣りする点があるのは否めないところです。Office製品との紐づきが若干強いイメージがあります。

クラウドストレージサービスを使う上での注意点

クラウドストレージサービスは無料の範囲でも十分すぎるほど便利なサービスです。しかしクラウドサービスということで注意しておかなければならない点がいくつかあります。

ひとつはセキュリティです。重要なファイルもクラウドストレージサービスに保存しておく場合、そのサービスを運営している企業または団体をある程度は調べておく必要があるでしょう。外部からの攻撃により流出する場合もありますが、悪意をもって個人情報を収集し情報を盗み取る可能性もゼロではありません。こういったクラウドサービスを利用する場合は、そのクラウドストレージサービスを運営している企業または団体を信用するしかありません。事前に信用に足る企業、団体であるかを調査しておきましょう。

もう一つはデータの消失リスクです。クラウドサービスの運営者も大切な顧客のデータを預かるわけですから、もっとも気にかけている問題でもあります。通常はサーバー機器の冗長構成、データバックアップなど何重にも対策をしている場合がほとんどですが、データが消失するリスクはまったくないわけではありません。基本的にクラウドサービスではデータの保証はされないと思っておきましょう。クラウドストレージサービスを過信するのではなく、データを守るための自己防衛手段も考えておきましょう。

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