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クリエイター向け液晶ペンタブレットについて

      2019/01/23

液晶ペンタブレットは専用のペンで液晶画面に書き込めるためクリエイターを中心に普及していますが営業ツールとしても採用されています。その画面サイズは持ち運びできるものから据え置き型の大きな物まで幅広く、多くのメーカーからリリースされています。

機能やペンも製品よってことなるため目的に合ったサイズと機能を有した製品を選ぶことはとても重要です。そこで今回はクリエイター向け液晶ペンタブレットについてご紹介します。

液晶ペンタブレットの画面サイズは描くときのスタイルで決める

モニターは画面が大きいほど良いとする傾向がありますが、液晶ペンタブレットのサイズは扱いやすさに直結するため個人差が大きくなります。絵を描くときは手首を軸にするか肘を軸にするかはもちろん、座って描くか立って描くか個人差があり最適な画面サイズは変化します。はじめて液晶ペンタブレットを購入するは必ず実機で試し書きが必要と言われているのはこのためです。

画面サイズの次に重要な要素は応答速度と視差

液晶の応答速度が遅いとペンの動きに画面表示が追いつかず、書き直しが必要な回数が多くなります。視差とはペンで書いた座標と実際に表示される座標のずれのことです。

視差が大きいと意図した場所へ描くことができないためストレスが溜まるだけでなく作業効率にも影響が出ます。応答速度と視差はカタログスペックとして掲載されないため購入を決める前に最低1回は実機での試し書きは必要です。

線画だけでなく塗り行程も行うならAdobe RGBのカバー率も重要

色の再現性が重要な塗りの行程などでは色域のカバー率が重要です。DTPの分野で標準的なAdobe RGBのカバー率が表記されていない製品は他のパソコン等で表示させたときや印刷したときに意図しない色になる可能性が高くなります。

多少高価でもAdobe RGBのカバー率が90%後半以上の液晶ペンタブレットがお勧めですが、線画だけのためだけに導入するなら気にする必要はありません。

ペンの消耗品は多めに用意しておくと困らない

液晶ペンタブレットのペンは電池式の物があり、日本国内の規格にはない電池を使う製品があります。もちろん量販店などでいつでも購入できるような商品ではないため常にストックを用意しておくといざという時に困りません。またペン先に装着する芯も消耗品ですがこれも入手性が悪く、常にストックを持っておきましょう。

液晶ペンタブレットには単独でパソコンとして動作するモデルもあるが割高

液晶ペンタブレットはデジタイザーと液晶パネルだけの製品と単体でタブレットパソコンとして動作する製品があります。パソコンとしても使える液晶ペンタブレットは場所を選ばずに使えるため便利ですが、その性能はデスクトップパソコンには及ばず価格も高いため購入時には故障リスクも含め慎重にならざるを得ません。

国内メーカーのWacom製ペンタブレットが根強い人気

長年ペンタブレットメーカーとして多くの製品をリリースしてきたWacomは多くのユーザーから指示されており、根強い人気があります。Wacom製デジタイザー採用を謳うタブレットパソコンも様々なメーカーからリリースされています。中には中国メーカーから安価に販売されているパソコンもあり、ネットショップや秋葉原等で購入することができます。

まとめ

液晶ペンタブレットは扱うユーザーの好みが出やすいハードウェアであり、購入前に実機で試用が欠かせません。近くに試用できる大型の家電量販店がない場合はWacom製品から選べば間違いありませんが、液晶ペンタブレットで何をするか明確に決めておかないと購入を失敗することにつながります。

始めて購入する際は悩みどころが多いですがじっくり選んで長く付き合える製品を選びましょう。

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